そんなに悪いでしょうか? 一度染みついた評判はなかなかなくならないもので、今でも 多くの日本人は、スペイン=危険な国というイメージを持って いるようです。 確かに大都市には、危険地帯があるのは事実です。 某首長が毛嫌いしている、東京の歓楽街などは海外からは危険 地帯と見なされているのでしょうか?でも、海外からの観光客が 東京に泊まるので避けたほうが良い地域はと聞かれ、答えを持ち 合わせている人は居るでしょうか? 郊外の高級住宅地ならば、安全度は高いのですが、そもそもホテル が少ないだろうし、観光客向けではないと思います。 危険地帯で欧州共通なのが、主要な駅周辺でしょうか。観光客に も便利であると同時に犯罪者にも便利であることは間違いないこ とです。しかし同じ駅周辺でも、駅から明るい道を歩いて行ける のと、暗い路地を通らねばならないのとでは安全性は全く異なり ます。むしろ重要なのは、マドリードでのどのような行動をとる かで、それによって泊まる場所も変わってくるはずです。 スペインを始めとする南欧では、夕食が日本人の感覚では大変遅 いので、夕食後に徒歩で戻れるか否かが重要になってくるでしょ う。ハンドル名からは男性でしょうから、金品だけを警戒すれば 良いので、食事代だけ持って出るとかの方策で、ある程度危険度 を下げることも可能です。 観光客で混雑する場所は、スリ等の被害、人通りに少ない場所は、 強奪犯への警戒というのも、スペインに限らないことだと思います。 夜間は、人の通らない道を、自分も通らないのは鉄則でしょう。