レポート

ニュージーランド『マウント・クック一日観光』part2

公開日 : 2007年02月18日
最終更新 :

テカポ湖から20分ほどで、マウント・クック(アオラキ)に到着だ。13時だった。天気は快晴だ。50%くらいが雨のマウント・クックにしてはめずらしい。山頂付近が若干雲に覆われていたが、しっかりとマウント・クックの勇姿を見ることが出来た。

クイーンズタウンやクライストチャーチからの観光バスがところ狭しと停車していた。

まず、『ハミテージホテル』内のアルパインレストランで昼食だ。朝、予めガイドの方に、

1)ビーフステーキ
2)仔羊のロースト
3)ほうれん草とリコッタチーズのラビオリ(パスタです)
4)本日の魚料理

の中から希望しておくのだが、仔羊のローストをオーダーしておいた。

貸切のツアーだったので窓際の席に座ることが出来た。マウント・クック(アオラキ)を見ながらの昼食だ。

前菜はサーモンだ。 ワインも注文したが、飲み物は別料金だ。デザートもボリューム満点の内容だった。15時に出発なので、まだ時間的な余裕もあったため付近を散策した。

『ハミテージホテル』は、マウント・クックの登山者向けに1884年にオープンした歴史のあるホテルだ。現在では、272室の大きなホテルだ。人気のホテルで、夏は予約を取ることが大変だ。値段も夕食付きではあるが、590NZドル~880NZドル(約5万円~7万5千円)とかなり高い。

ハミテージホテルに前にはエベレストに初登頂したニュージーランドの英雄『エドモンド・ヒラリー』の銅像があり記念撮影する人も多い。5NZドル札の肖像にもなっている。しかし1919年生まれ、現在87歳で存命中だ。

この付近にはハイキングコースが点在している。ケアポイントトラックをすこし歩いて見ることにした。

左手には標高1933メートルのオリビエ山が近くに見える。さらに進むと山頂に万年雪がある標高2764メートルフットツール山が見える。

なんだかんだで、15時の出発時間になったので、ハミテージホテルに戻ることにした。

さて今回のメインイベント お次は氷河遊覧飛行だ。催行は天候次第だが今日は快晴なのでもちろんOKだ。

真ん中奥にちらりと見えるのがタスマン氷河だ。

ハミテージホテルから車で5分ほどのところにある、アオラキ(マウント・クック)空港(写真左)からセスナ機は飛び立つ。

氷河遊覧飛行には、大きく分けて2種類ある。氷河上空のみのフライトと氷河着陸(約10分)を含むフライトだ。私は、氷河着陸を含むフライトを選択した。

氷河ハイライト(約40分間のフライトで、10分間の氷河着陸が含まれる)大人1名325NZドル(約2万7千円)
タスマン氷河を縦断して氷河に着陸のコースだ。

受付でNo4のチケットを渡されセスナ機に向かった。我々のセスナは3組の日本人だった。ちょっと怖いが、パイロットの右横の座席がお薦めだ。

タスマン氷河は長さ27キロ、幅3キロ 深さは600メートルで南半球で最長の氷河だ。

セスナ機が飛び立つとタスマン川とその先にはタスマン湖が見える。氷河に侵食されたU字谷も綺麗に見える。

そして、氷河への着陸だ。雪の上に着陸だ。意外に振動があったが無事着陸(着氷?)できた。

氷河の照り返しで目が痛い。。氷河にさっそく降りてみた。細かいカキ氷のようだ。ずぼずぼ足がめり込んでいく。色はよく見ると、薄いブルーだった。マウント・クックは雲に隠れてみることができなかったが、周囲が氷河と雪に囲まれ圧巻だった。

なぜ、セスナ機が氷河の上に着陸できるのかというと、車輪部分に特殊なスキーを装着しているからだ。意外にシンプルな構造だ。

10分ほどの滞在だったが、だんだん足から冷え込んで来た。記念撮影などを済ましてまたセスナは飛び立った。

40分の短いフライトだが、感動の氷河遊覧飛行だった。

『マウント・クック スキープレーンズ』64-3-340-8034
Aoraki Mount Cook Airport
State Highway 80

帰路はデカポ湖で休憩してクライストチャーチまでノンストップで爆走した。しかし到着は19時を過ぎていた。しかし、まだまだ明るかった。日暮れは、21時すぎだ!

写真つ詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50311496.html

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