バイパス線 >列車はカエンコイ分岐から新線に入る。 途中、巨大な湖をあろうことか迂回もせず真っ直ぐに何度も渡る。 なかなか壮大な眺めである。 あのあたりは列車本数も少なく直線が続くので、制限速度めいっぱい出し快適です。 ひまわりの季節にはあたり一面に咲き誇り、それはそれは素晴らしい景色です。 昨年9月にやっと全線完乗したのですが、以前チェンマイやノーンカイへ行ったときに 夜間のため旧線・新線のどちらを通ったのかわからなくなり、 その後わざわざ新線→旧線をぐるっと一筆書きで乗りに行ったことがあります。 ちなみにDRC(気動車列車)の制限速度は105km/hですが、 機関車牽引の客車列車は重量と安全のため、たしか90kmだったと思います。
訂正 >チェンマイやノーンカイへ行ったときに 夜間のため旧線・新線のどちらを通ったのかわからなくなり チェンマイ行きはバイパス線は関係ありませんでした。
(3) >制限速度めいっぱい出し 車内はオンボロに見えても、やはり日本製車両は良いということでしょうか。 さて、ウドンタニーでは大学の宿舎に寝泊まり。翌日は野外実験、翌々日はバンチャンというところまで行って農村部の飲料水の調査。ついでに世界遺産となっている遺跡にも立ちよる。 ウドン市内の移動はもっぱらソンテウ(乗り合いトラック)である。ソンテウは全て路線番号がついており、目的地によってソンテウを乗り分けることになる。ソンテウ乗り場は路肩が白黄色の縞に塗り分けられているが、厳密にその場所でなくても合図をすれば乗せてくれる。下りるときには車内のブザーを押すと停まり、運転手に8バーツを渡す。これは市内均一料金のようである。 ウドン最終日、ノンカイまで路線バスで移動。朝9時頃に大学前のバス乗り場でバンコクからの夜行バスに乗る。夜行といっても途中で合図すれば乗せてくれるのである。ウドンからノンカイまでは一人40バーツ。やはりすこぶる安い。 一時間ほどでノンカイのバスターミナルに到着。とりあえず町をぶらぶらするが、メコン川沿いに長大なアーケード街があり、そこを時間を掛けて通り抜ける。通り抜けるとタイ人専用のイミグレがあり、ラオスに送る荷物が建物の前に山積みになっている。 ここからは国境の友好橋がよく見えるが、それでも3キロ近く離れているため、イミグレ前にたむろしているサムローをチャーター(3人で60バーツ)。 友好橋の途中にタイ国鉄東北線の終点、ノンカイ駅があるが、無人駅かと思えるような寂れ方。ウドンの駅の賑やかさとはかけ離れた印象である。駅を過ぎるとまもなく友好橋。橋の途中まで歩いて行くことが出来る。話に聞いたとおり、橋中央に線路が敷いてあるが、ラオス国境と思われる橋の中間地点までしか線路は敷設されていない。橋の下を見おろすと、河水浴場があり、泳いでいる人も見られる。 再びサムローで町へと戻る。帰りのサムローで100バーツと言われたが60以上は出せないというと、それでOKということに。市場で食事し、バスターミナルへと戻る。 バスターミナルではなかなかバスが出ない。漸く発車したかと思うと郊外でまた大停車。乗客で一杯になるのを待っているのである。ダイヤなどあって無きが如し。予定より30分ほど遅れてウドンに到着。 夕方、駅へ向かう前に駅前のショッピングセンターに立ち寄る。地方都市とはいえ、かなりの規模のショッピングセンターである。シネコンやボーリング場も完備している。一通り見て回り、センター内のスーパーで車内で食す夕食を買い込むと、駅へと向かう。 列車はこれまた時間通りに入線してきた。駅まで見送ってくれた知人にお礼を言うと、列車に乗り込む。今回はウドン19時20分発の夜行である。
ノーンカイ >タイ国鉄東北線の終点、ノンカイ駅があるが、無人駅かと思えるような寂れ方。 97年9月、寝台列車で往復し駅前のホテルに飛び込みで投宿しましたが、 列車はバンコクとの4往復のみで朝から夕方までの10時間ほどは発着がなく、 昼間はそのような雰囲気でしょうね。 帰りの列車に乗る前、駅の構内はずれの線路を横切ったところにある、 裏をメコン河が流れる民家の軒先の食堂でおばちゃんが作ってくれたカーオパットが、 今までの中で一番美味でした。 次は、それを食べに行く旅にしようかなと思っています。 >ラオス国境と思われる橋の中間地点までしか線路は敷設されていない。 ビエンチャンへ日帰りで行きましたが、そのときはレールはまだ敷かれていませんでした。 1~2年のうちには鉄道も開通するという計画だったはずなのですが。 (2)の中に記載のあるバイパス線(新線)の風景、 タイ国鉄HPのトップ右上に載ってますね。
友好橋の途中にタイ国鉄東北線の終点、ノンカイ駅があるが はじめまして、ノンカイ在住のladydayと申します。 >友好橋の途中にタイ国鉄東北線の終点、ノンカイ駅があるが、無人駅かと思えるような寂れ方。< 覇王樹さんがご覧になったのは旧のノンカイ駅ではないですか。メコン川沿いの駅舎はもう使っていません。現在のノンカイ駅は道路一本南の ところにあります。たぶんメコン川と線路の間の道をサムローで橋の下まで行かれたと思いますがその時にご覧になったのでしたらそれは今では使われていない旧駅舎ですね。 >メコン川沿いに長大なアーケード街があり、そこを時間を掛けて通り抜ける。通り抜けるとタイ人専用のイミグレがあり、ラオスに送る荷物が建物の前に山積みになっている。< 地元の人は「ターサデット」とよんでいますが外国人向けに「インドシナ・マーケット」ともいっています。以前はラオスとの渡し場もこの市場の真ん中にあったのですが、今は西側に新しくなりました。 タイ人が利用することはほとんどなく、もっぱらラオス人の商人が商品の調達にタイに来るのに利用しています。ターサデットを利用してタイとラオスの間を行き来するには青い表紙の渡航証が必要でタイ人とラオス人にしか発行されていません。また、ラオス人がその渡航証でタイに来た場合、ウドンタニ県までは移動が可能だそうです。