レポート

モロッコレポート★ パート2

公開日 : 2007年02月05日
最終更新 :

○マラケシュ発メルズーガ砂漠2泊3日ツアー
このツアーがほんっとうに一押し!です。SAHARA EXPEDITIONという所で毎日人数が集まれば催行されていて(ロンリープラネットにも出ていて西洋人に人気なのでほぼ毎日催行されているようです)ホテル・アリの人が教えてくれました。6人以上集まれば一人950DHはか、格安ですっ!!
ドライバーは英語は出来ず、フランス語も片言のベルベル人で日程については一切説明無く、下車すると「何分後」くらいの話しかしません。が!
夕食もついて見所もくまなく訪ねて、本当~に大満喫でした。

(行程)朝7時SAHARA EXPEDITIONオフィス前集合(場所はアグノウ門通りとエル・ムーアヒディン通りの角近く)→アトラス山脈の峠眺めの良い所→アイト・ベン・ハッドゥ(30分くらい)→ワルザザードのタウリルトカスバの目の前で昼食(ここは高めです。ひとり60DR!!)→バラの谷→カスバ街道を北上→ダデスの谷→宿泊ダデス峡谷にあるホテル シャワーが途中から水になった事、部屋の気温が5度で凍えそうだった事を除けば快適に過ごせるランクでした。夕食はホテルで。

2日目 途中のオアシス→ナツメヤシを見ながらカスバの中へ、絨毯屋さん見学(笑、でもしつこくなく絨毯模様の説明をベルベル人がしてくれたので楽しかったですよ♪)→トドラ渓谷50分ほど散策&昼食→メルズーガ到着が夕日が落ちる寸前、ここで大きな荷物は車に残し必要なものだけラクダに積んで40分、テントまでの移動です(前日から荷物は分けておいた方が良いですね) 夕日を見ながらの砂丘の移動は生涯忘れられない景色になりましたーっ!!(キャンプについては次項)

3日目 朝日を見てから再びラクダにて40分、バスで1時間でエルフードの町へ、本来はここから来た道をひた走りに走って(約12時間)夜マラケシュに到着するのですが、私達はどうしてもそのままフェズに抜けたかったので、タクシーを手配し、ツアーの中のオーストラリア人やドイツ人を誘ってそこでツアーを離れました。1台5人で1,200DH(ひとり240DH)だったのはいいけれど、もんのすごい狭い車です。後ろに4人は特に西洋人が一緒だときつい・・・ 最初6人集めるようタクシー運転手に言われたのですが、これならあと60DH余計に払っても4人で行った方が快適でした(涙) 昼食はもちろん、お友達のレストランに連れて行かれ、少々高いランチとなりますが・・・ 団体ツアーバスのようにモロッコを一周する方にはマラケシュに戻る時間が節約できるので「かなり」お勧め!です。

○テントでの宿泊
まず必需品を幾つか・・ ホッカイロ(神様に見えます)、懐中電灯(トイレは好きな所でしていいので外真っ暗な中歩かなくてはいけないですよ)、ポケットティッシュとそれを始末する袋(あちこちにティッシュが残ってました。砂漠に行く資格なし!)、水はもちろんないので顔は洗えませんが、私は1リットルのペットボトルを持っていってコンタクトを外したりする位はできました。テントは男女混合で6人寝ます。狭いですが寝るだけなので・・・ 虫や小動物が入ってくることを心配してましたけど、地面がしっかり塞がっていたので気になりませんでした。
あと、星座地図が欲しくなるほどの満点の星空が見れます! 衛星が動いているのや流れ星も一晩で3つも見れましたっ!!

○フェズのホテル ペンションBATHA
同じ名前で「ホテルBATHA」というのもありました。ん~、ここは10日間の中で一番失敗だったかも・・ まず狭いトイレの中にシャワーがぽこっとついてるので足元べちゃべちゃ。しかもすぐ水になり凍えました。
一番困ったのはチェックアウトの後、スーツケースを預かってくれなかった事。昼の12時までは良いのですがその後荷物を置いておくなら部屋代がかかると言われてしまいました。 値段は二人で180DH・・・文句は言えないか。。 バトハ博物館の真隣がホテル、イスティクラル広場から少し下った所がペンションです。

○フェズのお勧め
マリーン朝の墓地へは是非上がってみてください!私達は朝一番に行きましたが少し逆光でした。夕方が良いのかも。
レストランはガイドブックによく出ているLe Kasbahの向かいにある所がその場で何でも焼いてくれて、店の人も親切でした。名前はDe J・・・なんとか(ごめんなさい、ちなみに「地球の歩き方」の旧市街の地図ではLe Kasbahの位置が間違ってます。ジュルード門よりスークの中に入った所です)

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 補足です・・・カメラが壊れた!

    ○砂漠へ行く方!くれぐれもカメラに砂が入らないように気をつけてください!! 
    私のデジカメは日の出を見ようとせっせと砂丘を登っている最中、ポケットの中に多分入っていたわずかな砂のせいで、ご臨終です。
    こういう事もあろうと日本からインスタントカメラを持っていってたので、助かりましたが、現地では思いのほか高く1台700円~1,000円します。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 楽しく読ませていただきました。

    はじめまして。お帰りなさい!そしてお疲れ様でした。
    実は私も今モロッコ行きを計画していて女一人旅です。非常に参考になりました。一番気になるのがマラケシュ発砂漠ツアーですが、ホテルアリで申し込めばSAHARA EXPEDITIONというツアーになるのですか?
    私は車にそんな強くなくアトラス越えが気になるのですがぎゅうぎゅうつめの車に押し込められたりは大丈夫なのでしょうか?かなり峠越えの道は激しかったですか?車酔いが心配なんですが。車は快適だったでしょうか?いろいろ聞いてすみませんが実体験が一番役にたつのでお聞きしました。私もそのあとフェズにぬけようと考えています。どういう方法がいいでしょうかね・一人旅なのですが。タクシーかなりつらかったみたいですね。本当にお疲れさまでした。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    乗り物に弱い方は辛いかも・・・です。

    私は今回二人旅でしたが、一人でもあまり心配せず済む国だなぁという印象でしたよ。何よりも地元の方(特に警察官)が本当に親切です。

    SAHARA EXPEDITIONへの申し込みは直接オフィスへ行かなくてはいけません。(場所は前述した通り、看板も確か出ていないので分かりづらいと思いますが階段を上がって突き当たりの部屋です)ここの受付の女性が英語を話せ、ツアー内容の写真を見せてくれます。

    峠は一応酔い止めを持っていったのですが、私は必要なかったです。
    ドライバーの運転に大きく左右されると思います。私達のドライバーはソフトだったのでカーブでもしっかりスピード緩めてましたが全員がこうとは限りません。全員で13名、運転手の助手席に小さい日本人の私達が2名並んで後ろ3列で11人。景色が見えないと酔い易いかもしれませんね。
    でもそのあとのフェズ行きタクシーに比べたら天国です。
    乗用車の後ろに西洋人を含む大人4人ですよっ!分かります?お尻が半分座席につけず浮いた状態での5時間移動・・・ 絶対最大4人での移動をお勧めします。
    他にフェズに抜ける方法はリッサニという町から1日1本バスが出ているらしいです。時間は確認できなかったのですが、事前にそれが判ればドライバーにお願いすれば近くまで行ってくれるかもしれませんね。