海外で宝飾品を買うのはハイリスクなのですが、今回どうしても欲しくてゴールドジュエリーを買ったので報告します。
このたびに出る前から、インドジュエリーに興味がありました。でも、宝石は非常にハイリスク(品質を見極めるのがむずかしい。偽者や粗悪品をつかまされた話はよく聞いていました。)。 ならば、「ゴールドだけのアクセサリーなら、リスクが低くなるかも!!(金の国際価格は毎日新聞に載っている)1」
買う気満々で、日本製の18Kのピアスを着け(金の色を見比べるため)インドへ乗り込みました。
でも、お店の場所が分からない・・・。日本でも調べてみたけどよく分からなかった・・・。しかたがないので、まずはバザールへ行ってみよう! 寒かったのでショールを買ったり、寝巻き代わりになるクルタを買ったりしたのですが、宝飾品店が見つからない・・・。
父曰く
「こんな日常品を売っているところで、高級品のジュエリーなんて売ってるはず無いだろ!」
と言われてもあきらめられない。だって、インド女性はみんな素敵なゴールドアクササリーをしてるじゃないの!
アウランガーバード滞在2日目、夕飯食べて今夜もバザールへ繰り出すぞ!と母と二人で怪気炎をあげ、人相の良さそうなリキシャのお兄さんに、「私、ゴールドアクセサリーが欲しいの! 売っているところへ連れて行っておくれ」というと、「ゴールドバザールへ行くかい?」「こからだと20ルピーで行くよ。」とのこと。早速二人でいそいそ乗り込み出発。1~2kmぐらい走った、バザールの奥の方の通りへ到着。「昨日はこんな奥までこなかったよな~。もう少し行けばよかったんだ。」
リキシャのお兄さん曰く、「ここいら全部、ゴールドのお店」。
ずらずらずらと10~15軒ぐらいゴールド店だらけ。
その中で、地元の女性で賑わっている店を物色して入店しました。
「あの~、ゴールドピアスが欲しいんです。」
「大きいものがよろしいですか?」
「いや、小さいのがいいです。」
すると、次から次からジュエリーをケースごと見せてくれ、
「これなんか、お似合いになると思います。」
「好みじゃないです。他のデザインないですか?」
「どうぞ、どうぞ(違うケースを並べてくれる)」
「あの、似合うかどうか試したいので鏡を貸してもらえません?」
「どうぞ、どうぞ。」
「あ、これかわいい!」
「(店員さん、なぜか無言)・・・」
「(着けてみると似合わない)・・これ、やめる・・・。」
「これなんかデザインも素敵で作りも良いですよ。」
「(着けてみると、すごく似合ってる!) これ、素敵!買い物候補においておく! で、他のデザインも見せて!!!!(母曰く、あんたの人格が崩壊していたよと言うくらい夢中になっていたらしい・・・)」
どうやら、店員さんは私が似合わないものを選ぶ時は無言になることが分かってきました。試着してみると店員さんが進めてくれるデザインは、全部私に似合うものばかり。さすが、プロフェッショナル!!!
結局、23K ピアスを2つとペンダントトップを1つ買いました。
私が入った店では、アクセサリーに値札、品質、重量が記載されています。しかし、買うときにもう一度目の前で重量を量ってくれました。
料金は、インドで決められた金価格+デザイン料(日本に比べて格安 500円程度)+税金でした。
ただ、ピアスは日本に比べてポストが太いので注意が必要です。わたしは、キャッチをもう一組ずつおまけで付け足してもらいました。
料金体系がはっきりしているので、あまり値段交渉は出来ませんでした。端数をおまけしてもらった程度になりました。
ちなみに私が買ったのは、
ピアス(インドの伝統的デザインぶら下がりタイプ サイズ小)一個 6000円ぐらい。(重量は忘れた・・。紙もどこかへやってしまった・・。)
ペンダントトップ 4500円ぐらいでした。(こちらは、2.3グラムぐらいだったと覚えている・・)
☆アクセサリーを選んでいる間、サービスでチャイがでました。もちろん母の分もです。