07/01/05 20:36

中華系

そこで、残るのが中国系です。上海はかつての香港を上回る勢いですが、他の土地の人は上海人をあまりよく言いませんね。何か大金持ち(成金とも言える)のための街になってしまったと言うと大げさでしょうか。香港は英語は通じる(繁華街の大きな通りに面しているチェーン店、デパート、レストランとホテルとある一定以上の仕事に就いている市民)し、治安は良いし、交通の便も良い先進国(都市ですが)だし、中国各地の高級料理から庶民の味、さらには各国の料理が楽しめます。しかし、今や日本人は観光客としてあまり重要視されていません。金をほとんど落とさない日本人のよりも、金のなる木である大陸からの客に目が向いています。ホテルは相変わらず高いし、狭い(格安ツアーで使うホテルはなおさら)。先に書いたように、喧噪が好きな人にはお勧めです。携帯電話天国で、ICカードが日本より先に普及したように新しいものを貪欲に取り入れるエネルギーには溢れています。空港設備と空港と市内との繋がりの良さは世界に誇れるものです。買い物も良質のものが比較的安く手に入る(服、鞄、靴など)のも特徴です。

台湾ですが、今年は日本同様に異常気象だと現地のかたが話していました。この時期にしては雨が多すぎる。しかし、台北などは何処に行っても繁華街で、商店の前はアーケードになっていて雨でも濡れない。治安はとても良く、香港同様23時頃でも普通の店があいていたり、人が歩いています。街中いたるところに食べ物屋があり、それも屋台、フードコートから気軽に入れる店ばかりです。大抵のところでは、片言を含め日本語が通じます。一般的な物価は日本より少し安いかな程度ですが、これには理由があると思っています。何故なら、日本の物価を下げているのは安い中国製品ですが、台湾には直接中国製品は入って来ません。そこで、靴なども国産品が多いのですが、元来豊かな国で、自給自足が可能です。良い物が多いですよ。汚染のひどい(現実を知ったら、中国の食材に手を出すのは躊躇うはずです)中国産の食材を使っていないので、安全面での心配はないでしょう。今や少数派となった本物の漢字はやはり美しいですし、香港のように忙しく動き回っていない分、少しはのんびりできます。

最後に、パッケージツアーでは行きたくない場所にも連れて行かれます。一番航空運賃が安くなる時なので、自前で用意したほうが自由に旅になります。台北には個人で泊まるには最適なホテルが増えました。

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