では総論的に

朝は時間がなかったので、詳しく書けませんでした。

あくまで個人的な見解ですが。

まず、個人旅行ではなくパッケージツアーということですが、香港以遠では4日間のパッケージとなると、現地深夜発で日本到着が早朝になります。つまり、大抵は昼過ぎに日本を発ち、現地には早くてバンコクに夕方、他は夜に到着。現地には正味二日間で、三日目の深夜に現地を発ちます。日本に着くのは4日目の早朝です。空港から近ければ、5日間のパッケージで5日目の早朝に帰国でき、仕事や学校に直行することは可能です。ですから、香港よりも遠い場所ならば実質二日で、しかも「格安」ともなれば間違いなく帰国日の12時にホテルを追い出されるので、半日は宿無しで、乾季で過ごしやすいところでも大変です。5日目の早朝帰国もOKならば現地に3日居られるので、とても楽です(帰国までの時間は大変ですが)。往路で丸1日、復路でも丸1日潰れるのが我慢できれば、香港以西も良いでしょう。しかし、全て拘束されて(観光付き)ならば効率的な旅ができますが、全て自由行動となると初めての街では、2日は厳しいと思います。

現地の治安、食事とか物価、ホテルや買い物等ですが、シンガポールは英語が通じ、治安や衛生面(水道水が飲める)では極めて良いのですが、物価は高く、食事もあまり好きではありません(これは個人的な嗜好です)。候補になかったクアラルンプールも治安も比較的良く、衛生面もかなり良いほうです。ここもかなり英語が通じます。ホテルは超の付くクラスでも手頃な値段で泊まれますが、値段相応という気がします(ソフトが良くない)。食事も好みではありませんが、決して不味い訳ではなく、屋台やフードコートでは手頃な値段で食べられます。

バリですが、4日では無理でしょう(私自身はホテルに泊まるだけの目的で一泊で戻ったことがあります)。リゾートではのんびりしましょう。ファミリーリゾートと違い、「大人のリゾート」にはもう少し年齢を重ね、経験を積んでから行ったほうが良いと思います。

ベトナムですが、これも個人的見解ですが、この日程で可能な二大都市は世間で騒ぐほど魅力的な街かなと思います。ハノイの日本人が休日にバンコクに買い物に行くほど、使える品はあまりありません。安い服はとても着られないし、まともな服などはとても高い。安い(安っぽい)ものはあるが、決して物価の安い土地ではないと思います。

これも候補に上らなかったのですが、バンコクはお勧めです。シンガポールのような規制だらけ(政治的には不自由な国)とは違い、ある種のいい加減さがあります。本当は打算的なものなのですが、観光客には「優しい微笑みの国」として映るタイ人の気質はストレスを感じさせません。料理よし、ホテル良し、買い物も高級なものから日常使えるものまで、手頃な値段で手に入ります。気候的には今が一番良いでしょう。経済が順調で、いたるところにショッピングセンターがオープンしています。難を言うと、年末から新年に掛けて発生した爆発事件です。誰がやったのかもわかっていないし、現政権は旧政権を非難できるほどクリーンではなく、政情は今後流動的になる可能性もあるようです。一見何事もなかったように市民は行動していますが、タイ人の現実を直視しない性格が出ている(敢えて隠そうとしているとも言える)気がしてなりません。

二千字を越えたので、下に続きを書きます。