昨日、20年前の夏のことを多くのマスコミが取り上げていました。
あの日のことは、とある理由で一晩中起きていたので良く覚えて
います。でも、こんなに暑くなった。すでにバブル期に入ろうと
していたので、エネルギー消費は今とそうそう変わらないから、
すでにヒートアイランド現象は起きていたはずです。一方、昨今
の日本の夏は熱帯地方よりも暑い。日本より暑く不快なところは
何処でしょうか?
ジャカルタ、シンガポール、クアラルンプールが、この時期日本
より快適なのは当たり前なのですが、お隣の台北も8月は快適。
ハノイも雨期で雨が降るとぐっと涼しくなります。あのバンコク
だって今の日本より涼しいのが実情。しかも人口600万人。
ビルや車から出る熱との量は凄いはずです。それでも日本の
(あくまで東京以西の太平洋側と九州北部)夏のほうが地獄
です。
上着・ネクタイなどというレベルではなく、7月から8月まで、法律
で休みを取らせるくらいにしたほうが、経済活動にも却ってプラスに
なると思うのですが。ワークシェアリングにすれば雇用も確保できる
はないでしょうか?何より、旅行業界は活気付くし、飛行機代もピーク
分散で極端な高値はなくなるでしょうし、街が空いて涼しくなるはず
です。
この時期、米国や欧州の街がとても快適で、仕事をするのにも適して
いるのにも拘わらず、バカンスに出かけています。これに対し、日本
の街ではスーツ姿やネクタイ着用の人が満員電車に揺られ職場に向かっ
ています。哀しいですね。