レポート

西安鐘楼観光ガイド

公開日 : 2006年10月11日
最終更新 :

鐘楼は西安市内の中心にあります。ここを起点として東西南北に四つの大通りが伸び、それぞれ四つの城門に通じています。この四つの大通りが市内の交通網の基軸となっています。 鐘楼は正方形の木造建築で、高さ36m、敷地1377平方m、高さ8mの煉瓦造りの土台の上に立っています。 昔、時を告げるため、明の洪武十七年(1384年)に造られました。もとは広済街にありましたが1582年に今の所に移りました。塔の上にかつて、大きな鐘が吊るされていました。鐘は毎朝70回撞かれ、鐘を撞き終わってから東西南北にある四つの城門がそれぞれ開けられたと言われます。 今、鐘楼の鐘の音は録音されており、毎朝市民に時刻を告げています。鐘楼は外から見れば華麗な三階建てですが、実は軒が三層、建築は二層です。楼の四方にアーチ型の通路があり、楼の中に階段もあります。天井には綺麗な花の模様が描かれています。四方の門の人物像にはそれぞれ面白い来歴があります。この壮観な建物の造営のには釘が一本も使われていません。鐘楼は清代の乾隆五年(1740年)に修理されました。また、1953年7月から1954年6月にかけて全面的な大修理が行われ、ペンキも塗り直され、現在の姿は全く昔日と同じです。楼上からは市内の街並を一望できます。西安市鐘鼓楼広場 電話:029-87214665 開門時間:夏季8:00-22:00 冬8:30-18:00 入場料:20元

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1件のコメント

  • Re: 西安鐘楼観光ガイド

    西安出身日本語ガイド様

    鐘は毎朝70回撞かれ・・・すごいですね。

    日本の鐘の撞き方はご存知でしょうか?

    例えば6つ時(夜明け・日没時=秋分の日と春分の日の6時と18時)は、捨て鐘3つ+6つ=9つ打ちます。

    お江戸日本橋七つ(午前4時)発ち・・・唄の歌詞にありますが。

    捨て鐘(=これから時の鐘を打ちますヨ)3つ+(時の鐘)7つ=10打ちます。

    もう一つ、鐘が聞こえる所に住む人から、お金を集めていました。

    今で言うならNHKの時報を聞くのだから鐘を聞く代金を払いなさい・・・というシステムです。

    さて、中国人の西安出身日本語ガイド様にクイズです

    ・・・お寺の鐘は最大で108撞きます・・・いつ撞くでしょう?

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    さすけねえ様:ご投稿を誠に有難う御座いました!

    さすけねえ様:
    ご投稿を誠に有難う御座いました。
    いい勉強になりました、誠に有難う御座いました。

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