2006年9月、仕事の関係でバルセロナへ行き、地球の歩き方に掲載されている“コルドベス”でのフラメンコショーをホテル経由で予約してもらいました。丁度、その時期はヨーロッパの大きな医学関係の学会が行われていたらしく、観光客数はいつも以上だったようです。ショー当日、予約時間10分前に会場へ行くと、外には予約客が大勢待たされていて、予定時間になっても入れないため、受付に聞いたところ、“あなたたちは、今日は入れません”と言われ、周り一体が騒然。その横を、ヨーロッパ最王手の製薬会社御一行様が悠々と入っていかれました。ホテルに聞けば自分たちに落ち度は無いと主張し、コルドベスに問いただしても、大口のお客が入ったゆえ、既にキャンセルの電話は何度も各ホテルに連絡したと、虚偽の一点張り。コルドベスからは何のexcuseらしき表現は何も聞かれず、あらかじめ予約をしても、そのお店では、個人客は大切にされない現実を目の当たりにしました。やはり、フラメンコはスペイン南部で見るに限ります。
