レポート

ザルツブルグに行ってきました(1)

公開日 : 2006年08月19日
最終更新 :
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以前にモーツアルトハウスの件で情報を提供くださった方々、ありがとうございました。
昨日、オーストリアから無事帰国しました。今回はザルツブルグ音楽祭のオペラ鑑賞が主な(妻の)目的でした。
簡単ですが、気が付いたことなどをレポートしたいと思います。

8/12にウィーン西駅からザルツブルグまで皇帝列車「アマデウス」号で移動。昼過ぎにザルツブルグに到着するもあいにくの雨、しかも気温がかなり低く10℃ぐらい。
駅にいる人たちは、ヤッケを着ていたりフリースを着ていたりと、まるで「山登りの客であふれる中央線塩尻駅」といった感じで、世界中から金持ちが集まる町というイメージが崩れ去った瞬間でした。
(もっとも本当の金持ちは、列車ではなくお抱え運転手の運転するベンツでこの町に訪れるですね。)
尚、妻は列車を降りてから駅舎を出るまで、怪しげな男がずっと後ろをつけて来たといっていました。妻の方が私なんかよりよっぽど周りに注意を払っていたようです。
その後、夕方には雨もやみ、気温も少し上がってきました。
★教訓1★ザルツブルグは天気と気温がころころ変わる。

今日は、モーツアルトハウス(旧祝祭劇場小ホール)で「後宮からの逃走」の鑑賞です。
私はダークスーツ、妻はワンピースにジャケットを羽織り、ホテルから劇場まで歩いて行きました。
途中、同じようにダークスーツを着た人やドレスアップした人たちを何人も見かけましたので、その人たちに付いていくと、最短距離で劇場まで辿りつくことが出来ました。
(高級レストランに入る人たちでなくて良かった。)
★教訓2★最初に劇場に行くときには、着飾った人に付いていくと多少は安心できる。

モーツアルトハウスは、改装が完了したばかりだけあって、新しくきれいでした。
入り口には、「チケット売ります」、「チケット買います」(多分)の紙を掲げた人が何人も立っておりました。
席は事前にHPの座席表とチケットの座席番号をつき合わせて調べてはありましたが、念のため係員に都度場所を聞いて確認をしました。
劇場の座席には番号しか表示がありません。チケットに印刷されている2階左側、2階中央、2階右側の何列目というのをちゃんと確認しないと、別の人の席に着いてしまうことになると思います。
因みに私たちの席は2階席左側の一番奥でしたが、舞台を見渡せることのできる場所でした。
また、妻曰く音響が良いとのことでした。

ところで肝心のオペラですが、私的には???といったものでした。
原作ではトルコの宮殿が舞台になっていたと思いますが、この作品では現代になっており、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、アイロン(アイロンは演出上の重要なアイテム)などかなり大胆な演出になっていました。
(私は違った演目を申し込んでしまったのかと不安になるほど違うものでした)

座席は9割ほど埋まっていましたが、ちらほらと空席もありました。
また、観客の服装ですがほぼ全員がフォーマルな服装で、私の見ていた範囲でカジュアルな服装をしている人は数人だけでした。
あと、オペラですが途中の休憩も入れて通常3時間~3時間30分程度かかります。今回は18時開始だったのでホテルに戻るころには22時近くになり、レストランによってはもう閉店している店もありました。
★教訓3★オペラの後に食事を考えているのなら、事前に営業時間をチェックすること。

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