こんにちはOLMOです
PORTICO DI ROMAGNA は FIRENZE から 東北約70k(FORLI という町方面)にある人口300人の小さい村です。
この2週間は風が強く吹いていて、洗濯物が良く乾きますが、庭や畑の水撒きが大変です。
最近は夜も半袖で過ごせる程良い気候になってきました。
この村に流れる雄羊川は水が綺麗なので、蛍の群れが生息しています。
5月27日土曜日には川の近くの原っぱで沢山の蛍が姿を見せました。
この村にはホテルレストランと外国人向けのイタリア語学校を経営している家族がいます。
5月22日(月)から5月27日(土)の1週間は私達の友達のオランダ人夫婦がバカンスとイタリア語の授業とを兼ねて滞在していました。
この夫婦は御夫人がピアニストで御主人が劇場関連の仕事をしているので、歌う事など音楽が大好きです。
私達は彼らの為に特別の音楽づめの1週間を用意しました。
月曜日 夕食で彼らは他の生徒たちも一緒にお気に入りのロマーニャ州の地方民謡(ロマーニャミア、ロマーニャサンジョベーゼ など)をアカペラで歌い,これからの祭りにそなえました。
火曜日 午後の特別授業でイタリアの歌を勉強しました。(サンタルチ‐ア、フニクリフニクラ、イタリア国家、べッラチャオ など)生徒は6人でした。
夕食後 レストランの長男が五重奏のメンバーを連れてレストランで小さなコンサートを行ないました。
水曜日 夕食はレストランでの交流パーティーです。 生徒とホテルの泊り客と村の住人との総勢60人程のいろんな国籍が集まった(イタリア、ドイツ、フランス、アメリカ、デンマーク、オランダ、イギリス、アイルランド、スイス、日本)ドンチャン騒ぎの夜でした。ディスコ音楽、ワルツ、民謡、アイリッシュなどいろんな曲で皆で踊り明かしました。
木曜日 夜9時から、オランダ人夫婦が連れてきたオランダ人オペラ歌手がPORTICOの劇場でコンサートを開きました。 イタリア人ピアニストとボローニャでホルンを学ぶ学生とのコラボレーションで、良いコンサートになりました。
コンサートの後、レストランの玄関で歌手を囲んでシャンパンで乾杯をしました。 PORTICOの石畳の道、石造りの建物に柔らかいランプの光を受けて、最後に私達に オーソーレミオ を歌ってくれたことはきっと一生忘れません。
金曜日 夕食ですっかり仲良くなった生徒たちと泊り客が声をそろえて、イタリアの歌を歌いました。サロンでアカペラの自主コンサート。
土曜日 夕方6時半、夕食前に村の青年がホテルのピアノを弾きながらイタリアの歌を歌いました。クラリネット奏者も来て、ミニコンサートを催しました。通り掛かりの住人も加わり、シャンパンを飲みながら良いひとときを過ごしました。
この1週間はとても特別でしたが、PORTICOでは夏の間、いろんな催しがありますので、またお伝えします。