バンコクでカード詐欺師に会(遭)いました。マジシャンから見た詐欺師のカード技法1
皆さま、大変お久しぶりです。昨年クリスマスにバイク事故を起こしてから
しばらくこちらには顔をまったく出していなかったMagic_takashiでございます。
最近はROMばっかりで全然参加していなかったのですが、
先日のGWに両親と親戚一同4家族総勢14名でタイに行き
そのとき私がタイで遭遇カード詐欺師のことをレポートしたいと思います。
事の初めは親戚一同を私以外をミニバスに乗せて市内観光に送り出してからの話。
ちょっと歩きつかれたのでカフェで休みながら親戚連中はどの辺り見てるのかな?
なんて事を考えながら空港から持ってきた地図を広げてると、
30前後の女性がどこに行きたいのですか?などと声を掛けてきました。
普段ならバンコクでもスーツ姿なのでこの手の手合いは声を掛けてくる事も無いですが、
プライベートなので向うから見れば完全におのぼりさんに見えたのでしょう。
しばらく雑談した後、向うから今度日本に行く友達がいるので色々教えてくれないか?
などとなんかどっかで聞いたフレーズを(笑)言ってきました。
まぁ途中の経過は地球の歩き方などにも載っている手口なので省かせてもらって、
結果としてはその女性の友達の家に着いたのですがもちろんその女性はいません。
代わりにいたのはその兄という方でした。
自己紹介するとそのお兄さんはカジノのディーラーで働いていると言っていました。
思わずタイはギャンブルはご法度だろうがと突っ込みを入れたくなりましたが・・・
雑談をした後、少しカードをやってみないか?と向うから本題が出てきました。
使用したカードはWinner No.2と言われる、タイではコンビニなどでも扱っている
割とポピュラーな白の縁無しカードで、さすがにBeeなどの米国製のカードでは
ありませんでした。ゲームの種類はブラックジャック(以下BJ)でした。
相手がカードをシャッフルしている間ずっと見ていましたが、
お粗末にもこれから俺を引っ掛けようと思ってるんでしょ?
と突っ込みを入れたくなるレベル。マジックで言ったら本格的にカードマジックを
習い始めてまだそんなに日が浅いかなというレベル。
2へ続く