レポート

ロシア、ウクライナ空路入出国時の必要書類と審査の様子について

公開日 : 2006年05月16日
最終更新 :

 2006年5月現在の情報です。   キエフ(KBP)空港 : 日本国籍者の場合ビザは不要となったので、機内で配られる入出国用紙(ウクライナ語と英語の両表記)に、英語で記入すればOK。何も訊かれず。税関用紙は審査場にあるが、手に取り記入している人は皆無。荷物の検査も、「運の悪い人」が荷物をX線の装置に通すように言われるくらいで、大部分の乗客はフリーパス状態。ほかのヨーロッパの入国風景と同じだった。   サンクトペテルブルグ(LED第2) : 日本国籍者の場合、ビザが必要。機内で配られる入出国用紙(ロシア語だけの用紙から、再びロシア語と英語の両表記に戻る)に、英語で記入すればOK。何も訊かれず。税関用紙は審査場にあるが、手に取り記入している人は皆無。荷物の検査も、「運の悪い人」以外フリーパス状態。 何回かロシアへ入国しているが、以前は「少額でも持っている金銭をすべて税関用紙に書き、申告ありのほうを通るように」と言われていたが、今やそんなことをしている人は誰もいなかった。   出国についても、特筆すべきことは何なく、税関用紙に何か記入している人は、LED第2で、大量の荷物を持っていたロシア人一人だけだった。   KBPとLED第2に関しては、一般の旅行者にとっては、ほかのヨーロッパの空港と変わらない様子だった。私は、以前のロシアの空港の様子を知っているが、大きく様変わりしていた。

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1件のコメント

  • 06/05/19 01:18

    Re: ロシア、ウクライナ空路入出国時の必要書類と審査の様子について

    キエフとサンクトでの入国審査にはかなり時間がかかりますでしょうか?KBPでは時間がかかると聞いているのですが、、。早く入国できる方法があると聞いたのですが。

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    それほど時間はかかりませんでした

     KBP・LED第2とも、まず国際線の便数がきわめて少ないです。私は両空港に平日の午後に到着していますが、乗客の数も少ないです。一人当たりの審査の時間は、フランス入国やドイツとは比較になりませんが、それでも両空港とも2~3分程度だったと思います。両空港とも荷物の検査も事実上ないので、航空機が到着してから30~40分後には、到着ロビーに出ていました。第一印象は「ヨーロッパのほかの空港と同じ」というものでした。   はやく入国できる方法ですが、確かLED第2で、VIPというシステムがあるようで、そういう表示が入国審査場にありました。また現地の旅行会社の広告で「空港でVIP」というのを見たような気がします。私の想像では、空港と国が収入のため、事前にお金を払っておけば、並ばずにその窓口で入国審査が受けられるという制度だと思います。   しかし、そんな制度を利用している人は誰もいませんでした。普通に並べば十分です。またそんな制度を日本人が利用できるのかどうか、何か条件(たとえばビジネスクラス以上の客のみ)があるのかどうかなどはわかりません。空港は、全体としてかなりすいている印象でした。KBPは、現在すべての先進国の観光客のビザを免除していますから、思ったよりもはやく入国できます。なお出国も、「ほかの空港と同じ」く、3時間前に空港に到着すればよいと思います。   あなたが時間のことを気にする何か特別な理由があるのですか?到着時間が遅いとか?

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