「地球の歩き方・インド'04~'05」の「鉄道旅行入門」のクラス分け。

「地球の歩き方・インド'04~'05」の「鉄道旅行入門」のクラス分け。

63ページでは、次のように5つに分類されています。

A/C 1st Class
A/C 2-Tier Sleeper
1st Class
A/C 3-Tier Sleeper
A/C Chair Car
3-Tier Sleeper Class
2nd Class

そして、
>>等級(クラス)のほうは、インドの社会を反映して、
>>上から下まで5段階にも分かれ、
と、説明してあります。

すると、
「上の分類の、1等や2等はなんなのだろう??」
「A/Cというのは、エアコンだろうけれど、エアコンの付いてない1等なんてあるのかしら?」
「2-Tier 3-Tierとはなんだろう?」
という、基本的な疑問が起きます。

これは、分類の仕方が間違ってるんですね。

インドの鉄道には、1等と2等しかありません。
また、エアコンつきかエアコンなしかの、分類があります。

また、Tierとは段のことですから、
2-Tierとは2段ベッド、3-Tierとは3段ベッドのことです。

ですから、
2等寝台車というときは、
それは、
「エアコンつきの2段ベッド車」
「エアコンつきの3段ベッド車」
「エアコンなしの3段ベッド車」
があるわけです。

ここで、バックパッカーとツアー参加者が同じ言葉
つまり「私は2等寝台車にのりましたが、快適でしたよ」
を言った時に、大きな誤解が生まれるわけです。

みどりのくつした




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2件のコメント

  • Re: 「地球の歩き方・インド'04~'05」の「鉄道旅行入門」のクラス分け。

    みどさんの解釈でいいです。

    大むかしのインドの列車の等級には、
    1等から2等、その次がインタークラス、
    最後が3等、つまり、4等までありました。
    いまは、3等が廃止になっていますね。

    現在は、みどさんを参考にしたら、
    以下のようになっていますね。

    A/C 1st Class(エアコンあり、シャワーのあるトイレ、幹線のみ)
    1st Class(上下2組の席の個室、実際には、4人すわることはない、
    せいぜい2人、エアコンはないので、暑ければ、中央のスペースに大きな氷を置いてくれる、もちろんお金は払わされる)

    A/C 2-Tier Sleeper(エアコンあり2段式寝台、略して2A)
    A/C 3-Tier Sleeper(エアコンあり3段式寝台、略して3A)
    3-Tier Sleeper Class(エアコンなし3段式寝台)
    A/C Chair Car
    2nd Class

    >ここで、バックパッカーとツアー参加者が同じ言葉
    >つまり「私は2等寝台車にのりましたが、快適でしたよ」
    >を言った時に、大きな誤解が生まれるわけです。

    確かに、誤解が生まれる、そうかもしれませんね、
    でも、インドの酷暑の時期は、エアコンなしだと、
    熱気でベトベトなって、こんな状況で寝ないといけないので、
    せめて、それぐらいは知っておかないと、失敗します。
    (というか、自分・・・)

    それ以外でも、女性は、またいろいろ大変なんですよ・・・

    初めて寝台車に乗ったときは、ドアの内側から掛金をおろして、
    外からいくらドアをたたいても
    知らん顔したときがありました(大爆笑

    一度、農民風のインド人が、
    2等寝台のほうに来ようとしたので、
    わたしは、彼が入いりやすいようにと、
    体を開いたとき、車室の中から、男がはね起きてきて、
    ものも言わずに、この男の顔を蹴りました。
    私がびっくりして、「何をするの!!」と怒鳴ったら、
    蹴った男が、「マダム」と敬称をつけて、
    「乗ろうとする男は、
    この車室に入ることのできないクラスの男だから」
    といいました、信じられない、乱暴な話だと思いました。
    カースト制度は、まだインドで差別的残っています。

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    ふしぎなのは、このエアコンなしの「1st Class」ですよね。今でもあるんでしょうか?

    cat-policeさん、どーも。

    >>1st Class(上下2組の席の個室、実際には、4人すわることはない、
    >>せいぜい2人、エアコンはないので、暑ければ、中央のスペースに
    >>大きな氷を置いてくれる、もちろんお金は払わされる)

    僕がふしぎに思っているのは、この「1st Class」ですよ。
    一等なのにエアコン無しだなんて、いまも存在するんでしょうか?

    僕は、昔、確かに、バーラナシーからサトナまで、一等車に乗ったのですが、ひょっとしてアレがそうだったのかもしれません。

    >>昼間の列車で、バーラナシーから乗った列車はサトナ(Satna)へ向かう。
    >>1等車のコンパートメントは、恰幅のいいインド人ビジネスマンと2人きりだった。

    乗ったのが、一月元旦で、北インドは寒かったですから、もちろん冷房は入ってませんでした。
    部屋にトイレはなかったので、あれが1st Classだったのでしょう。

    その話「ミトゥナ像(男女合歓像)@カジュラホ(Khajuraho)/インド」
        ↓
    http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/asia/khajuraho.htm

    別のガイドブックを図書館から借りてきたら、ちょっとわかりやすかったです。
    あらためて、そちらのクラス分けを紹介して、比較してみたいと思います。

    みどりのくつした



  • 「7つに分類されている」の誤りでした。

    >>63ページでは、次のように5つに分類されています。

    いま数えたら、7つに分類されてましたね(笑)。

    この間違いは、「地球の歩き方」の本文で、
    >>上から下まで5段階に分かれ、
    と書いてあったからです。

    ですから、普通の人がこの本を読むと、
    表には、7つの分類があるのに、本文では「5段階に分かれ」
    とあるので、ますますわからなくなるわけです。

    みどりのくつした

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