片道放棄、航空会社にキャンセルの旨を伝えるということは、忘れないでほしい、マナーです。

odn_japanさん、こんにちわ。
復路放棄については、
過去の歩き方の掲示板でも本当に多く議論されてきました。
これからも、ずっと同じ質問の繰り返しです。

みどりのくつしたさんの
《海外旅行の航空券の常識と買い方》は、
読んでおくといいと思います。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/trainfo/ticket.htm

>私は、『片道放棄禁止は違法と思う』と発言し、
>このトピでも色々非難されています。

非難とかそういうのは、他人の捉え方なので、
自分がそう思っているのなら、それを主張していけばいいんですよ。
いろんな考えがあって、当然ですからね。

ここで問題になってくるのは、
航空券を購入した旅行会社で復路放棄の旨を伝えるか云々ですが、
余計なことを言う必要はない、ということです。
そんなことを言っても、
旅行会社は、odn_japanさんに言い放ったように、
「片道放棄は禁止です。正規の料金と差額を請求します。」
というでしょう。
規約、約款を伝えておかなければ、
もし仮に航空会社にお金を請求されたときに、
お客様がそれを知らなかったら、
当然お客は怒ってお金を支払わないことも考えられるからです。
そうなれば、その旅行会社の担当の自腹か、
旅行会社が支払いをしなければならない状況になります。

自分の立場でものを考えるのではなく、
相手の損得の立場になって考えてみれば、
自分がどう考えて行動すればいいのか、わかります。

往復で航空券をお金を払って買っているのは、
旅行者であって、旅行会社ではありません。
しかしながら、航空会社に連絡もなしに復路を捨ててしまえば、
そのペナルティは航空券を売った旅行会社にかかってくるでしょう。

そこだけなんですよね、旅行会社の本音は!

復路放棄する旅行者は、
復路の期日に近づいたら、
航空会社にキャンセルの旨を伝えるということは
忘れないでほしい、マナーです。
また、FIXではなく、
帰国便の日時が入らないオープンチケットか、
帰国便の変更が可能なオープンフィックス、
またはオープンジョーなどいろんな形態のチケットで
復路放棄をしない方法もあるので、
知らない人は知っておくといいですよね。

ついでなので言いますが、
これは復路放棄の問題とは異なりますが、
バンコクへの片道航空券などの場合、
ごくまれに日本出国のチェックイン時に航空会社から
搭乗を拒否されることもあり得ます。
この場合、通常は
「万一タイ入国を拒否された場合、
当航空会社は一切責任を負いません」
旨のレターにサインすることになります。

つまり、もし入国できなくても航空会社のせいではないので、
自費で帰国しなさい、ということです。
帰国用の予約済み航空券も原則として必要だということは、
旅行会社も当然、把握しています。

復路放棄の問題や片道航空券の問題は、
自分以外の人間や会社に損失を与えないというところに
規約の重きが置かれていると思いますね。

話は戻りますが、
カオサンでロンドン行き航空券を何件も歩いて、
ようやく探して購入したことがあります。
ダッカ乗り継ぎのビーマン・バングラデシュ航空のものでしたが、
出発当日、いきなり欠航して、
交渉のすえに他に振り替えてもらうことができました。
この話は、長くなるので省略しますが、
当然、成田-バンコクの復路はそのまま残ったまま、
ロンドンに行きました。何か言われても、
その逃げ道はいくらでも作れますからね(笑

こちらのレスの顛末を、
「まったり掲示版」に転記しておきます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5919/1143935224/l50