写真1枚の重み。(ミャンマー・バゴー) 旅行中は、観光もしますが、市場で写真を撮ってる事が多いですね。 ズームレンズを使って、人々の色んな表情を撮るのが楽しみです。 撮った写真は、プリントをして、ラミネートフィルムを張り付けて持っていきます。 バゴーでの出来事です。 写真を配った後、あるおばさんが泣きながら私の所にやって来ました。 彼女は何やら言ってますが、全然分かりません。 手には、服売りのおじさんの写真がありました。 「何か、まずかったのだろうか?」 英語を話せる人が間に入ってくれました。 写ってるおじさんは、彼女の旦那さんで、亡くなったそうです。 写真は、ほとんどなかったので、おばさんは嬉しくて私の所にお礼を言いに来た、という事です。 今も昔もミャンマーでは、写真は喜ばれます。 スマホが普及して、写真は簡単に撮れるかもしれませんが、プリントには敵わないと思います。 写真は、時が止まるんですよね。 それが、撮り続けてる理由です。