レポート

VAT(付加価値税)の返還申請方法{イスラエル編}

公開日 : 2006年04月17日
最終更新 :

特定のお店で一定額以上の買い物をすると、VATの一部の払い戻しを受ける事が出来ます。ですから、お店で貰った書類と買った商品は出来れば開封せずに、帰国の時まで大事にとっておきましょう。
払戻金は空港内にあるカウンターで現金(基本的にはアメリカ・ドルで、希望すれば他国の通貨に変更可能かもしれません)で受け取れます。
ここからはテルアビブのベングリオン空港のケースで説明したいと思います。
ます、出発ロビーにある「VAT REFUND」の表示のあるカウンターにお店で貰った書類を提出します。この時、一応、商品もすぐに出せる様に前もって準備しておくと安心です(チェックされる可能性があるので)。
書類は処理をされると返却されるので、それを持って、次は出国審査後に到達する免税店などがあるフロアの一角に、同じく「VAT REFUND」のカウンターがあるので、そこにパスポートを添えて提出すれば全ての手続きが完了します。
但し、ここで注意点が1つあります。
この申請を行うには、パスポートにイスラエルの入出国スタンプ、両方とも押されている事が必要になります。
ですから、将来、シリアなどを訪れる可能性があるなどの理由でパスポートへの捺印を辞退する方は、必ず別紙にスタンプを押してもらって下さい。(補足:シリアなど、イスラエルとの国交が無い一部のアラブ諸国を訪れる場合、パスポートにイスラエルのスタンプがあると入国を拒否される為、この様な処置が必要になってくるのです。逆のケースについては大丈夫です。つまり、シリアのスタンプがあっても、イスラエルには入国出来ます。)

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