補償条件が良い海外旅行保険に加入しておくと良いでしょう

フルサービスキャリア（FSC、いうなればANAやJALのような航空会社）なら欠航時に予約変更や他社便への振り替えをしてくれますが、ローコストキャリア（LCC、エアアジアやピーチなどの航空会社）は基本というかまず他社便への振り替えはしてくれません。
繁忙期でなければ次の便／次の日の便に空きがあることがありますが、繁忙期だと何日も空席が無い場合があります。
というのも、LCCは搭乗率を上げて副次的なサービスで稼ぐビジネスモデルなので、チケットを安く売ってでも搭乗率を上げようとする傾向にあります。
仮に300人乗りの飛行機が有ったとして、搭乗率が90％だったとすると、一便あたりの空席は30席になります。
そういう状況でもし一便が欠航になると、欠航した便の270人（搭乗率90％時）を自社便に振り替えしようとすると9便必要になる計算です。

一日に何便も同区間を飛んでいる場合はいいですが、仮に一日一便飛んでいる場合全員の振り替えに9日間必要になります。
つまり、運が悪いと9日後に帰国と言う訳です。
まあ、これはあくまで理論上起きえる事なので、その通りになるとは言いませんがこういうリスクも有ると理解していただけると幸いです。
この点、航空アライアンスに加盟している航空会社だと他のアライアンス加盟航空会社の便への振り替えもして貰えたりするので、そういう意味でもLCCでの旅行は安かろう悪かろうになりやすいです。

既にエアアジアのチケットを購入したようなので、FSCがどーのこーのいっても仕方がありませんが、
私ならば仮に欠航になったとしても新規にチケットを購入して帰国できるように、そういった状況に対応できる海外旅行保険に入っておきますね。