警察が来た。 5月4日は、バングラデシュ訪問の最大の目的であるカントノゴル寺院を見学してきました。 朝、散歩に行こうとしましたが、入り口に鍵が掛かってたので、レセプションに行きました。 すると「ちょっと待って。」と言って、どこかに電話を掛け始めました。 電話は5分ほど続きました。 私はその間、外の景色を眺めていました。今日は金曜日です。ほとんどの店は、閉まってました。 スタッフの男は、「ポリシ、ポリシ。」と言って、電話番号の書いた紙を渡してきました。 意味が分かりません。「ハルタル?」と聞きましたが返答なし。 よく分からないまま、散歩に出かけました。 30分ほどぷらぷらした後、宿の前にある食堂に入り、朝ごはんを食べる事にしました。 ご飯を食べてると、ポリス2人が食堂に入ってきました。 そして、私の隣りのテーブルに座り、ご飯を食べ始めました。 しばらくして、その内の1人が、私の向かいの席に座りました。 「君の手助けをしたいんだ。」 「あっ!」気付きました。 「護衛か!」 2年前のテロ事件の後、このあたりの地域では掃討作戦が行われ、数百人の逮捕者が出たと記憶しています。 ポリスに「テロリスト?」と聞くと、「No!」必死で否定します。 「バススタンドまで送るよ。」 ポリスのバイクに3人乗りで、バススタンドに向かいました。 バススタンドに到着後、ポリス2人は、そのまま帰って行きました。 「ずっとついて来るんじゃなかったの?」(笑) カントノゴル・モールまではバスで所要35分、料金は25TK。 そこから寺院までは、バンガリで5TK。 カントノゴル寺院ですが、遥々来た甲斐がありました。 私の好みの寺院でした。 1時間ほど、寺院に居ました。 「さぁ、帰ろう。」 寺院の外に出ると、なんとポリス2人がバイクでやって来ました。 「日本人の旅行者?」 ずっと監視されてたようです。 近くにはパトカー2台に、ポリスが数人いました。 「バススタンドまで送っていくよ。」 またもや3人乗りで、ドシュマイルまで送ってくれました。 頻繁に、無線機で連絡を取り合っていました。 ドシュマイルからディナジプール市街の入り口までは、所要30分。料金は20TK。 そこからは、乗り合いの電動オートリキシャに乗ってモルドポティまでは、20TK。 警察としては、外国人に何かあっては大変なので、こういう事になったのでしょう。
そのような光景をお聞きして安心しました 今では国が外国人に対して(日本人に対して?)安全に行動できるように対応してくれているのですね。色々バングラについて知る事が出来ます。危険な目に遭った知人に機会があったら伝えたいです。 ハルタルやバクシーンという言葉も知らなかったので検索してみました。バクシーンの人に出会うと戸惑いそうです。 ぼられた話をお聞きして思い出した事があります。 メキシコのタクシーの運ちゃんにぼられた事。 15分ほど乗って60ペソで済むところを20分程で120ペソもとられました。 気付いた時は遅かりし。 後になって考えたら「いくらかかる?それは高いからやめとく」ぐらい言えばよかったと自分にも腹が立ちました。 チャーが160杯飲めたのにと考えたら・・ 私なら腹が立って寝られないかもです。