ジョエプルハットからディナジプールへ。 ジョエプルハットの宿を、6時にチェックアウトしました。 寄って来たリキシャ―に「ディナジプール行きのバス乗り場まで連れてってくれ!」 料金は、20TKでした。(本当は10TKくらい。) 連れて行ってくれたのは、とあるバス会社の事務所でした。 バスの出発時間は、なんと10時! 4時間近くあります。 「どうしよう?」 事務所前で座り込んで考えていると、バスが通過しました。 近くにいた男に「どこ行きのバス?」と、聞くと「ヒリだ。」 ヒリは、ジョエプルハットから北に20㎞ほど行った街です。 「とりあえずヒリまで行ってみよう。バスを乗り継いで行けるかも知れない。」 しばらくして、バスが来ました。ヒリ行きでした。ヒリまでのバスは、頻繁に走ってるような感じでした。 ヒリまでは、所要45分で料金は20TK。 ヒリに到着しました。 この時、歩き方の地図を見て考えていたのは、「ショイエドプールまで出れば、ディナジプールまでは行けるだろう。」 バスの行き先を、ディナジプールではなく、ショイエドプールに変更してバスを探しました。 バスを降りて、近くにいた男に「ショイエドプール?」と聞くと、 「あっちだ。」と、バンガリ乗り場に連れてってくれました。 どうやら、バス乗り場は別の所にあるようです。バンガリに乗ってバス乗り場へ。料金は10TK。 バス乗り場の男たちの話では、「ショイエドプールへは、プルバリで乗り換えろ。」 プルバリまで行く事にしました。とりあえず北へ。前進あるのみです。 プルバリ行きは、8時15分発で、料金は40TK。 プルバリには、9時15分に到着、三叉路で降ろされました。 このバスは、どこかへ行ってしまいました。 この三叉路には「←ディナジプール」の案内板がありました。 次から次へとやってくるバスは、ディナジプールの方向へ走っていきます。 ひょっとしてヒリから乗って来たバスは、ディナジプール行きだったかもしれません。 三叉路で停まっていたバスのスタッフに「ディナジプール?」と聞くと、「そうだ。」 乗り込みました。ディナジプールまでは、所要1時間半で料金は60TK。 超満員のバスでした。 11時にディナジプールに到着しました。 ちなみに、プルバリの三叉路の近くには、ショイエドプール行きのバスが停まっていました。
警察が来た。 5月4日は、バングラデシュ訪問の最大の目的であるカントノゴル寺院を見学してきました。 朝、散歩に行こうとしましたが、入り口に鍵が掛かってたので、レセプションに行きました。 すると「ちょっと待って。」と言って、どこかに電話を掛け始めました。 電話は5分ほど続きました。 私はその間、外の景色を眺めていました。今日は金曜日です。ほとんどの店は、閉まってました。 スタッフの男は、「ポリシ、ポリシ。」と言って、電話番号の書いた紙を渡してきました。 意味が分かりません。「ハルタル?」と聞きましたが返答なし。 よく分からないまま、散歩に出かけました。 30分ほどぷらぷらした後、宿の前にある食堂に入り、朝ごはんを食べる事にしました。 ご飯を食べてると、ポリス2人が食堂に入ってきました。 そして、私の隣りのテーブルに座り、ご飯を食べ始めました。 しばらくして、その内の1人が、私の向かいの席に座りました。 「君の手助けをしたいんだ。」 「あっ!」気付きました。 「護衛か!」 2年前のテロ事件の後、このあたりの地域では掃討作戦が行われ、数百人の逮捕者が出たと記憶しています。 ポリスに「テロリスト?」と聞くと、「No!」必死で否定します。 「バススタンドまで送るよ。」 ポリスのバイクに3人乗りで、バススタンドに向かいました。 バススタンドに到着後、ポリス2人は、そのまま帰って行きました。 「ずっとついて来るんじゃなかったの?」(笑) カントノゴル・モールまではバスで所要35分、料金は25TK。 そこから寺院までは、バンガリで5TK。 カントノゴル寺院ですが、遥々来た甲斐がありました。 私の好みの寺院でした。 1時間ほど、寺院に居ました。 「さぁ、帰ろう。」 寺院の外に出ると、なんとポリス2人がバイクでやって来ました。 「日本人の旅行者?」 ずっと監視されてたようです。 近くにはパトカー2台に、ポリスが数人いました。 「バススタンドまで送っていくよ。」 またもや3人乗りで、ドシュマイルまで送ってくれました。 頻繁に、無線機で連絡を取り合っていました。 ドシュマイルからディナジプール市街の入り口までは、所要30分。料金は20TK。 そこからは、乗り合いの電動オートリキシャに乗ってモルドポティまでは、20TK。 警察としては、外国人に何かあっては大変なので、こういう事になったのでしょう。
そのような光景をお聞きして安心しました 今では国が外国人に対して(日本人に対して?)安全に行動できるように対応してくれているのですね。色々バングラについて知る事が出来ます。危険な目に遭った知人に機会があったら伝えたいです。 ハルタルやバクシーンという言葉も知らなかったので検索してみました。バクシーンの人に出会うと戸惑いそうです。 ぼられた話をお聞きして思い出した事があります。 メキシコのタクシーの運ちゃんにぼられた事。 15分ほど乗って60ペソで済むところを20分程で120ペソもとられました。 気付いた時は遅かりし。 後になって考えたら「いくらかかる?それは高いからやめとく」ぐらい言えばよかったと自分にも腹が立ちました。 チャーが160杯飲めたのにと考えたら・・ 私なら腹が立って寝られないかもです。
ムカムカするバクシーシ男。 ディナジプールの宿、「ユニーク ホテル」にチェックインしました。 部屋に入ってしばらくすると、宿のスタッフの男が、タオルと石鹸を持って来ました。 男はニヤニヤしながら「バクシーシ!」と、言ってきました。 「No!」と言って、ドアを閉めようとしましたが、男はドアに足を掛けて邪魔をします。 そして、私の右手を掴んで自分の顔に近づけようとしました。 「バクシーシ!」ニヤニヤしてます。 「プチン!」スイッチが入りました。 最近は、ゆるゆるのミャンマーやカンボジアにしか行ってなかった私ですが、 久し振りの南アジアに来て、血気盛んな性格が出て来ました。 男の手を振り払って、胸を「ドンッ!」と突いて、廊下に突き出しました。 男は何も言わずに、去っていきました。 この手の事はよくありますが、気分が悪くなりますね。
ディナジプールの宿。ぼられた? 宿は、歩き方に載ってる「ユニーク ホテル」にしました。 宿代は、1000TKでした。シングルでトイレ・シャワー・ファン付きです。 歩き方の情報は古いですが、宿代は300TKと書いてました。 「3倍以上の値上げか?」 「当然物価は上がるので、仕方がないだろう。」、そう思ってました。 翌日になりました。 この日は、夜行バスに乗るので、チェックアウトは21時の予定です。 1泊分の1000TKを払っておきました。 出発前の20時30分、知らない男が部屋にやって来ました。 「宿代の、600TKを払ってくれ!」 「はぁ~?」 「1000TKを払ったぞ!」 男は「そうか。」去っていきました。 まさか、本当の部屋代は、600TK? 「ぼられた?」 21時になって、チェックアウトしました。 さっき部屋に来た男は、レセプションにいました。 「ぼられたな。」そう思いました。 800TKの損失です。 1杯5TKのチャーが、160杯飲めると考えると、ムカムカしてきました。