TOYOTAで、山間のバスク村へ - Montedragon -

Neguriまでの登り道を探索した割りには、あっさりとピギーもクマも、
イギリス製のTOYOTAに回収してもらえた。 そのまんまBilbao方面~
Donostia方面に向う。

段々、前回辿った旅路の逆の風景になってきた。
「何か、この前エラク苦労して帰った、El Torre de Lloyolaに
 行く道筋そっくりだねぇ~」 とぼやくと、ニヤ~と笑い、
”その通り、だってここはその近所だよ!”

(¬”¬。) なぁ~んだか、ちょっぴり哀しくなった。
何せ、帰りのバス停を見つけるのに、1kmは走ったんだもん。

そうこうしているうちに、山間の村に着く。
いきなり、ベレー帽の爺さまと、訳のわからん会話が始まった。
会話が終わった途端、また来た道を戻る。
「さっきって、スペイン語?」
”あれがバスク語だよ。因みに爺さまは、西の方言だったんだよ。”

かなり、母音主体の発音に聞こえたが、一言もわからなかった。
また、初めてバスク語の会話を耳にした。

今度は、高速の料金所で、”アラツァリオ~ン”と交わしている。
意味を聞いたら、Buenas tardes、こんにちは、ということだった。

そうこうしているうちに、別の山間の村に辿り着いた。
村の紋章は、山 と 竜 の印である。また、この竜が迫力の無い、
かわいらしさで、中国の龍とは大違い!

何でもここは、新しい経営で有名な会社の本社がある村で、
全国に8万人の株主兼従業員を抱える所らしい。

バスクのスポーツ、Fronton(手の甲でボールを飛ばし、得点を競う)
を見ながら、会社の事、スポーツのことについて、説明をしてもらった。
そういえば、前はこういう四角い建物を目にしていたのだが、さっぱり
わからず、通り過ぎた気もする。

それから、教会の鐘を聞きながら、Barで一服。

初めてのバスク地方とは、また違った、細かいバスクの伝統を見られたし、
スポーツも目にしたし、満足満足。

まぁ、難を言えば、10代の若者に、美少年がいないことなんだな。

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1件のコメント

  • Re: TOYOTAで、山間のバスク村へ - Montedragon -

    旅クマさん、こんなとこに、と感じたけど、スペイン贔屓だったのね。
    すごい駆け足だけど、とても充実した旅行が伺われます。
    もうちょとと、ペンパルおじさんの描写が欲しかったが...

    二年前にマドリッドとバルセロナに行っただけで、バスク地方がどんなところか想像できません。

    スペインの男女は、10代の若者だけでなく、まるで美形(イケメンという言葉が使えない古い時代のわたし)に出会ったことがなかった。
    フライトアテンダントやテレビのレポーターや女優も顔も化粧もきついし、肌も良くなかった(ように感じました。)

    マドリッドの街角で、ちょっと甘いマスクの若者に道を尋ねたら(ほんんとに道を知りたかった)、イタリアーノ、イタリアーノと言いつつ去って行ってしまった。
    スペインの男は、朝のカウンターにいるオヤジまで正装し、どっちが客かわからないくらい尊大な態度が多かったなぁ。

    10代の美少年を見るなら、タヒチに行きましょう。
    そのうち男女の区別がつきにくくなる前の、はかない「美」を垣間見ることができますよ。

    そうそう、今度スペインに行ったらコーヒーはグランデと大きな声で(なんで)元気に注文してみます。

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    退会ユーザ @*******
    06/04/08 09:52

    スペインの美少年

     tukishimaさん、横からごめんなさい。

     私のスペインは20年前なのですが、美少年、いましたよ!!!

     私の記憶では、スペイン男性は、ゴヤ顔とエル・グレコ顔に分かれるんです。

     ゴヤ顔は当然農民風というか、ジャガイモ風というか。
     でも、その中に、エル・グレコ描くところの少年のような、ほっそりとした面立ちに夢見る瞳の男の子が混じるの。
     おばさま(当時はおねえさまかな)、胸キュン。

     日本で以前活躍したビスマルクという、なぜかゲルマン風名前の南米出身のサッカー選手、もう皆さん覚えてらっしゃらないでしょうね。
     彼なんか、特に来日当初は、エル・グレコ顔だと思ったんだけどな。

     日本人も、縄文顔と弥生顔なんて言いますよね。
     何か人種系統に違いがあるのかなあ、と想像しています。


    > もうちょとと、ペンパルおじさんの描写が欲しかったが...

     同感。