退会ユーザ @*******
18/03/05 22:18

それは考えられないでしょう

この王様には全く興味はないのですが、この時代は好きです。バイエルンじゃなくてプロイセンとオーストリアの方ですけど。
だってね、一国の権力の頂点に立ちながらですよ、引きこもって趣味の悪い(個人の見解です!)城ばかり建てるしかなかった人なんてダメでしょ。おまけに私はワーグナー大嫌いなので。せっかくのドイツの激動期、いっちょプロイセンと一戦やったるかー!とならないのかと、情けなくなりません?

今の視点からみて、狂人というよりむしろコミュ障のアスペとか境界線人格障害だったんじゃないかと私は思います。もちろん素人の勝手な判断ですが、あのノイシュヴァンシュタイン城の内装とか、他人と一切コミュニケーションしなくて済むよう食事を機械で運ばせるようにした装置とか見てるとそう思わずにはいられません。
説は色々唱えられていますが、精神病の診断が怪しいものだったらしいし、当時のバイエルンの財政は破綻寸前だったので、狂人と判断すれば無能力者(禁治産者)として統治能力なしという理由で王位剥奪可能だから、そのあたりの理由が信憑性ありそうです。
殺害説はあまり説得力ないでしょう。
その当時もうドイツはプロイセン中心の統一が完成していて、バイエルンはあくまでもドイツ帝国(ライヒ)を構成する邦(ラント)の一つでしかなくなっていたから、もはや周囲に威を振るう力もありません。主権はかろうじて残存していても、帝国で圧倒的に存在感があるのはプロイセンのみ。そのような状態のバイエルンで果たして王位を奪った後に廃位王を殺す必要があったか?
ドイツ語のサイトをサーフィンしてみたのですが、検死記録では外傷はなかったようです。むしろ心臓発作などの理由がありうるかもということでした。でもあの侍医の死因は分からないですが。

専門家ではないので確実なことではないですが・・これ以上書くとまたシッタカと言われそうなのでこの辺でやめておきます。

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    18/03/06 00:16

    Re: それは考えられないでしょう

    >一国の権力の頂点に立ちながらですよ、引きこもって趣味の悪い(個人の見解です!)城ばかり建てるしかなかった人なんてダメでしょ

    そうは思いません。だって、立ちたくて立ったんじゃないので、趣味が悪いかなあ?今では多くの観光客を世界中から引き寄せて、世界一の名城(美城)なわけで、後世に残した利益(観光収入)は莫大なのですから。

    普通の家の子なら、兄弟仲良く暮らせただろうし、何かをコレクションする男子は多くいますので、私も使いもしない時計が20個くらいありますよ。美しい城や音楽を残したいと思う感情は異常とまでは思いませんでした。


    >いっちょプロイセンと一戦やったるかー!とならないのかと、情けなくなりません?

    戦争ですよ、自分の決断一つで多くの人命が失われる、普通の神経なら戦争をなんとか回避させるか、人任せにして逃げるかのどちらかでは?私なら絶対に逃げる。


    >そのような状態のバイエルンで果たして王位を奪った後に廃位王を殺す必要があったか?


    廃位した王は、派閥争いが起きて、国が二分された場合、必ず担ぎ出されて神輿に乗せられる存在だから、危険極まりないと思います。安全パイを拾うなら殺害するかと。


    王の料理人によれば、王は常に1人で食事をするのですが、用意する料理は4人前、これは食いしん坊ということではなく、そこにいない人たちと会話しながら食べていたそうです。つまり、幻覚を見ていたということではないでしょうか?幻覚・幻聴は薬物中毒者の典型的症状だと思うのですがいかがでしょうか?


    ”エリーザベト皇后は「彼は決して精神病ではありません。ただ夢を見ていただけでした」と述べている。”


    やっぱり薬物中毒ではないかと

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 退会ユーザ @*******
    18/03/05 23:37

    おまけで

    下のシュピーレン氏の書き込みを見てふと思い出しました。

    確かに一国の王の死因だから公表できないこともあるだろうけど、対照的にプロイセンの国王というかドイツ帝国皇帝の同性愛スキャンダルやら精神病やら死因やらはおおっぴらに公表されているので、バイエルン国王の死因をわざわざ隠す必要があるんだろうか?と思ったり。
    プロイセンのヴィルヘルム2世のいわゆるオイレンブルク事件は有名だし、フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の精神病も良く知られているし、あちらは隠してませんよね。
    むしろミステリアスなストーリーがあるように思わせることで色々想像力をかき立てさせて、今なお観光資源に利用しているのではと穿ってしまいました。と勝手な推測。

    • いいね! 0
    • コメント 0件