QAの場にふさわしい(?)一つの謎

お久しぶりです。

戯れに私の主義を曲げて、をよく見破りましたね。流石です。
あ、これは別場所の話。

さて本題。
日米首脳会談の様に文脈全体から日が日の出づる国を示しているのは
誰にでも理解できるはずです。
ただし日の一文字では暦の一日、太陽を示す普通名詞となりますね。

Suomiと記せばフィンランドの民を指し示すのは間違いない様です。
suomiとすれば湖沼の意を持つ単語にはなるかもしれませんが
「湖の国のフィンランド」とする意味を持たせるには相当な強引さと
無理があると感じられます。

それとて噂や風説が流布されるのと同じく、Muumilaaksoさんが書いたとおり
俗説は俗説として世に広まるのが、その真骨頂というものでしょう。

これは学問を真摯に修めて己の知識としたMuumilaaksoさんとは違い、
私はネット上の情報から目にしたものだけで自身の心がどう動くのかを
考える場面が時折にあります。

誤った情報を頑なに信じた挙句に特殊詐欺の被害に遭うのは悲惨ですけど
こういう旅題材に多少なりとも関係する各種の主張が混じるのは面白い
といえば面白い。
例えば各国観光局などから画像提供を受けて安直に作ったかの如き
旅案内本を読んで現地に行ったなら「なぁんだ」程度の話はママあることで。
それとて被害というより旅の思い出に昇華できるにしても。

フィンランドはヘルシンキしか体験していないので、湖の国という実感は
無かったです。惜しいのは「湖の国」を体験できるのは何処かと言う情報が
得られないことです。
世の案内本は観光地として地名,店名や何が名物であるかwhere,what紹介は
多いけれど生身の旅行者がどうすれば同じものに到達できるかのhowが
充実した良書が少ない気がします。

民族の起源とそこから生まれた言葉や文明の移動については私も
タダナラヌ興味があります。とはいえ、語るほど知の修練を重ねていないので
単に好奇心程度のものですが。

あれこれと考えてしまう旅パズルの一片がカチッと組み合わされるような
皆様の面白話が楽しみです。

あ、タイトルにした疑問について。
MuumilaaksoさんのHN。
これはヤンソンの作品と何か関係があるのでしょうか。

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4件のコメント

  • 手軽に森と湖の国を実感できるのはアウランコ国立公園

    ヘルシンキから列車+バスで片道1時間半ほど。楽に日帰り(半日でも可)できます。
    展望塔から眼下に森と湖の典型的風景が見られます。

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    退会ユーザ @*******
    18/02/06 22:20

    フィンランドでサウナ&湖 体験はあります?

    モイ!マルコポーロさん。

    フィンランドでサウナの後に湖に飛び込みしてみたいのですが、
    おすすめの湖はどこでしょう?

  • Re: QAの場にふさわしい(?)一つの謎

    こんばんは
    いつもの音読したい日本語節に接し、つい常のままレスをつけてしまいました。

    >フィンランドはヘルシンキしか体験していないので、
    >湖の国という実感は
    無かったです。
    >惜しいのは「湖の国」を体験できるのは何処かと言う情報が
    得られないことです。

    ヘルシンキからタンペレ行きの列車から眺めるだけでも、(冬でどこもかしこも真っ白だった)まっ平で樹木も家屋もなく周囲より低い土地が次々と現れるので、あれが湖なのだろう、たしかに湖が多いなと思ったのを覚えています。
    しかし、ムーミン谷さんの解説で、私が見た地域は湖が少ない方であると知りました。あれで少なければ、フィンランド的に湖が多い土地とはどんなであろうか。それから、夏場の蚊が巨大かつ凶暴なのではかなかろうかとも想像しました。北米五大湖地方なみの蚊。刺されると何日も痒みが残るあいつらですね。

    >世の案内本は観光地として地名,店名や何が名物であるかwhere,what紹介は
    >多いけれど生身の旅行者がどうすれば同じものに到達できるかのhowが
    >充実した良書が少ない気がします。

    おっしゃるとおりです。
    Howつきでwhereやwhatを紹介してくれる人は大事にしたいものです。
    howを通過したwhereやwhatを受け入れやすいのは、結論の鵜呑みとは別種だからだろうね。

    結論に至るhowを語れる人が、その分野の専門家でなのだと思うことにしています。

    専門家を名乗るものの、howを通過しないwhereやwhatを語り、よく聞くと受け売りで、さらによく聞くと、根本本がさらに別の本の受け売りだったりすることも稀にありますが(笑)。

    では!

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    18/02/06 21:15

    稀に立ち寄られると稀に。

    やたら立ち寄ってしまうと

    ここでは毎日何本もその木が

    茂り放題です。

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  • Re: QAの場にふさわしい(?)一つの謎

    こんにちは。私の投稿を丁寧に読んでくださってありがとうございます。

    Muumilaaksoというのは,お察しのとおりヤンソン作のムーミンの舞台,ムーミン谷のことです。タンペレにはその名のムーミン美術館があります。最近リニューアルされて,まだ行っていないのですが…。

    ヘルシンキ近辺は湖が少ないですね。フィンランドならどこでもというわけではなく,Varsinais-Suomi地方,Pohjanmaa地方は湖がとても少ないです。多いのは南東部ですが,この辺は地図を見るだけでも陸地と水の模様が楽しいです。

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    18/02/11 16:02

    ニッカネン Nykänen ニュカネン

    今 Nykänen 選手がクロスカントリーしています。昔はジャンプの有名選手で同名がいました。
    千葉で話したスオミの人にニッカネンを始め知っている限りのスオミ人の名をあげてみましたが
    ニッカネンには不快感をお感じで
    「ドオシテ皆日本人ニカネン言ウカナ。ニュカネン言ッテホシイ。ワタシノスグ近所ノ人ヨ。マッチ・ニュカネン。」
    と言われました。

  • 東部へ行かなかったのですか?

    >フィンランドはヘルシンキしか体験していないので、湖の国という実感は
    無かったです。惜しいのは「湖の国」を体験できるのは何処かと言う情報が
    得られないことです。

    私だけでもここで2桁は書いてますよ。東部の大サイマー湖水地域は10万、20万ともいわれる世界最大級の湖水地帯です。

    ここはまるで巨大な湖の中に数百万本の道が張り巡らされているようです。
    要するに、至るところ天橋立のような風景が広がっているということです。
    ポーランドの「平原の国」「のように地形をもとに国名を付けるとしたら、「湖の国」以外の名前は考えられないでしょう。

    せっかくフィンランドに行かれたのに、湖の国の風景を見ないなんてもったいなさ過ぎます。

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