エーヤワディーの風と茶店。 ピイを訪れるのは、ほとんど12月です。 朝は5時前には宿を出ます。 パンガバを出て右へ。 ずっと歩いて行くと、パゴダがあります。 パゴダ近くになると、川が近くなり、風が吹いてきます。 パゴダの塔先端にある鐘(?)が、心地良い音を奏でています。 そのまま歩き続けると、川に突き当たります。 川から風が吹いてきます。気持ちいい風です。 この風は、早朝しか吹きません。 対岸のパゴダが、ライトアップされてきれいです。 しばらく、ぼ~っとします。これが、ピイでの楽しみのひとつです。 その後は、川沿いを歩いて行きます。しばらく歩くと市場です。 この時間でも人がいっぱいです。 まだ、暗いのでお茶にすることにします。この時間に営業してる茶店は1軒ですが、 準備中の時もあります。気にせず席に着きます。 今は少なくなった、テーブルの低い店で、2001年から通い続けています。 お湯が沸くと、中国茶を持ってきてくれます。 そのうち、ラペッイエが運ばれてきます。注文せずとも、店の人は分かっています。 1杯目を飲み終える頃、2杯目が届きます。 必ず2杯飲む事を分かってくれてます。 6時を過ぎると、明るくなってきます。 「今日も1日が始まるなぁ・・・」と、物思いにふけ、自分に酔ってしまいます。 「しまった!金鳥のプレシャワーを忘れた!」 サンダル履きの足は、蚊にぼこぼこにされて、現実に引き戻されてしまいます。 ピイの市場は活気があります。 ぜひ見て欲しいと思います。