日本人旅行者の受け入れを沢山やって来ましたが 当地の方々との会話に会話ソフトなんて使ってたら、話題が3つくらい進んでから澄んだ会話に入ることになって、場が白けたりで会話になってなかったですよ。 同じポルトガル語でもポルトガル本国とブラジルとでは意味が正反対だったりでソフト対応が間に合ってない印象でした。 通訳をしてあげたところで、当地の事情も分からん連中のトンチンカン質問に当方がゲンナリしたり。 皆さんの共通した意見は、「もっとポルトガル語を覚えて来れば良かった」、です。 来年のブラジル行きの為に今からポルトガル語の勉強を始めてらっしゃるお嬢様が居ます。 過去の日本人の失敗に学び、1年で日常会話程度は覚えると仰ってます。 交流したいと思ってお土産、という発想は無いですね。 普通にスカイプやワッツザッピで何処に居ても会話してるアミーゴなら、何も持たず手ぶらで行く方が喜ばれる。 一緒に商談に行って、黙って座ってるだけで商談成立とか面白い方程式を楽しんだりしています。 ブラジルで日本人移民の信用は絶大を逆手に取って、ゲーム感覚で。 そんな現場に日本人旅行者を連れて行ったら面白いだろうな~、ホンマモンの現地交流を目の当たりに。 約3年前に当地に来た日本人男性、到着するなりシュハスコとビールを楽しませ、プールに放り込んだりして時差ボケ一発解消!、トレーラーに乗せたり、しばらくカンピーナスを連れ歩いたあと、前日にプロモーション運賃でツアーを買ってイグアスに放り出したけど、無事帰って来るどころか、思い切り死ぬほど楽しんで来ましたよ。 24時間ガイドをして、次は何処に行け!、とか指示したら、本当に全部廻って来よった。 ポルトガル語はカンピーナスに居る間に教えた分だけ、英語は堪能な人だったので、ブラジル人でも英語の話せそうな人は勘で分かるそうで、何のトラブルも心配も無かったそうです。 そういえば、私の街でも英語が堪能な連中は山ほど居てますからね。 3年ほど欧州なりオーストラリアに行って来た連中は英語や他国語がペラペラで帰って来ます。 物凄く正しい日本語を話す非日系ブラジル人も多く居ます。 私の親友の非日系ブラジル人は、日本・韓国・中国に工場を持ち、本社ブラジル、パラグアイに支社を持つ社長で、私は共同経営者、社員も各国に居ますし、国境が関係ないアミーゴって面白いものですよ。 「言葉を覚えて来れば良かった」、との日本人旅行者の後悔、次に来る人が後悔しない様にと思う次第です。 通訳だってガイドだって何でもしてあげられるけど、そればっかりじゃ楽しくない。 ホームステイやトレーラー旅行、異次元体験もいくらでもさせてあげられる。 自分が辿った楽しかった方程式は違う人にも通用するから。 ボランティアで十分です、ブラジルに居ても、イギリスに居ても、日本に居ても、楽しませないとね。