TaxiやTaxi、お前は一体どこに居るの? 出発前、Sabina女王が、「ホホホ、イタリアの田舎で簡単にタクシーが見つけられると思っているの!」と、笑い放っていたのが、つくづく、Mondoviで実感させられましたわぃ。 Mondoviというのは、イタリア語を解さない旅行者にとって、3段構造でわかりづらく、【行きはよいよい帰りは怖い】の童謡を、思わず思い出させられました。でんちゃが「時刻表通りに、Mondovi到着」、駅を出たら路線バスが、10分以内に来たもので、さっさと乗って、丘の上のPiazza Maggioreに行ってしまったんですが、帰りのバスは土曜の午後は無い! フニクリ♪フニクラ♪ は歌わないものの、フニクリで下に降りて、見物しつつ、タクシー乗り場に行った。 タクシーらしくお車はいない いない いないのだ~~~ 思わず、高笑いするSabina女王の顔が浮かぶ・・・(ーへー;) 仕方ないので、別の路線バスの乗り場で待つものの、イライラ待っても来る気配もないので、隣で待っていたマダムに、「駅まで行くのはあっち?」と、スペイン語で尋ね、坂を登り始める。一応、すれ違うマダムにも、聞きながら歩いて行ったら、行きの路線バスで、曲がった角が見つかったので、最後の直線にかかった。 枯れ葉の道を歩いて行くと、やがて小さき駅が見えた。 もうちょっと歩くと、タクシーマークが見えた。 もっと近づくと、空のタクシーが見え、グラっとくる。 車内を覗きこむと、戻って来たばかりの、別のタクシーがいるので、「Bastia Mondoviまでお願い」と頼んだら、クラクションを鳴らして、空のタクシーを指さす。 タクシーの運ちゃんは、自然の要求を満たしてきたらしく、のんび~りと戻ってきた。 Google先生を見せて、「Bastia Mondoviで最初にここの小さな教会、次にこのバス停にお願い」と頼むと、ピコピコそれを打ち込んで走り出した。 ここでは結果オーライであったが、イタリアの田舎にはタクシーがいないのが原則というのは、今回の旅で見に沁みた。Sabina女王があぁ言う筈である。
予想通り だから言ったじゃないですかー。賭けてもいいって。 でもバスティアには行けて、あのブルゴーニュ風のフレスコ見られたんですね。これは羨ましいです。私の次回の行き先リストに入れてます。 あ、で、肝心の司教館見学はいかに?
Mondovi Catedoralの管理人さん曰く・・・・ Sabina女王、管理人さん?(司教様の平服姿には到底見受けられなかった)曰く、 『あのね、えーごで説明してあげるねっ!Vescovadoの開館時間は、あれは4-10月までで、11-3月は休みなんですよっ!わかった~!』 Inviernaleに開館しているぜっ!と、堂々と書いてあっても、それはそれ! 実際はお休み、という事らしくて、開けずの扉でしたよ==33 まぁ、教会が素晴らしかったし、食事も美味しかったのでいいんですが、Mondoviというのは、三層構造になっているので、移動の後ろ足は、ホントーに苦労させられました。