The God Father "愛のテーマ"を脳内BGMに・・・・・ 機内でスウェーデン上空に差し掛かるまで寝入り、午前中に「英語が通じた」Maplensa空港へ到着。その後ろ足で、最初の目的地Novaraへ向かった。 ・・・と、バスを降りて、「Novara駅前でちよ」という宿の売り口上を信じたもので、宿が駅前のバス停周辺に、見つからなかった!そこで、手近なInformazionマークに行き、「この宿はどこでちか?」と、英語で尋ねた所、おぢさんは、うつむき加減に、「英語はわからねーーだ。そこは多分、その道を左折して、ずっと行った所にあるっさ。」と、手を振りながら、イタリア語で答えてくれたので、スペイン語でお礼を言って、荷物をずるずる引いて、そちらに向かうと、運よく宿にぶち当たった、 (~_~;) た~し~か~、Sabina女王は、「北部だから英語は通じますよ」と言っていたよなぁ? ・・・と思ったのだが、どうもNovaraでは反応が鈍い。 Barを突き抜けて、フロントのような机に向かうと、 【そ~こ~は~、イタリアであった~!】 ☞ 本当に英語が通じない!!! 仕方がないので、全てスペイン語で応対して、何とかチェックインは済んだ。 街歩き用のバッグに、必要なものを入れたら、もう13時過ぎだったので、宿の下で食べる事にする。 そうすると、さっきチェックインしてくれた、おねーさんがいるので、スペイン語で、「食べたいんですけどぉ~?」と聞くと、 『Per Mangiare~~~?』ときた。 マンジャーレー・・・・と聞こえた途端、PiemonteがSiciliaの暑い太陽の下、マフィアのドンのキッチンに代わり、マンマ~が汗だくになりながら、キロ単位のパスタをゆでて、息子たちに食べさせている姿と、https://www.youtube.com/watch?v=fWbf5wog2XQ The God Fatherのテーマソングが、脳内に響き渡った・・・・ 力なく、「Si, para mangiare」とスペイン語とイタリア語ごっちゃにして答え、テーブルに座った。 周囲のおっさんが、マフィアに見えてしまった・・・・
Il Padrone すみません~。私イタリアで英語使ったことないもんで。 北イタリア人の英語力を買いかぶりすぎていたようです。ノヴァーラでまさか・・。 ただ、トリノ周辺とミラノ周辺は南部からの移民がとても多いところでもあります(これもイタリアでは「移民」と言うのです)。 だから本物のシチリアーニだったかも知れません。名前もヴィートとかサルヴァトーレだったりして。 でもその反面、意外と本場並みのナポリピッツァなんぞ食べられたりすることもあります。 でも北部にはマフィアいませんよ。ロンダリング用の会社はぞろぞろあると思いますけど。 では続編お待ちします。ノヴァーラのカエルさんはおいしかったですか?