17/11/14 08:13

マニアックな機種

イメージセンサーが大きく、カメラ一体型は昔から、理想的なものができると
思われて(多分一部から)期待されていたのですが、やはり市場で人気を博す
ことはありませんでした。

それでも、マニアックな製品ではあります。

SIGMA dp0 Quattro
何がマニアックかと言うと、
・カメラ愛好家か、精々、交換レンズの拘る人以外は知らない会社(有名なのですが)
・形がカメラらしくない
・焦点距離が14mmで35mm換算で21mm(単焦点で一体型)
・イメージセンサーが特殊でFoveon X3 ダイレクトイメージセンサー
・撮像素子サイズは23.5×15.7mm(APS-C)

ただし、重さはシリーズ中最高の500 g(バッテリーなし)。
また、F4~F22なので暗め。屋外なら問題となることは少ないでしょう。
でも21mm相当のレンズ込みでこの重さは軽いほうだと思います。

Foveonがそもそもマニアックなものでして、少しでもイメージセンサーの仕組みを知って
いる人なら、納得するはず(それが完成しているか否かはおいておき)。簡単に
言えば、RGBの色情報を垂直方向一点で感知できるもの。理論的には最高の色の再現性が
保証されるはずです。

今なら8万円台で買えるので、持っていたら一部の人からは尊敬されます。

高級コンパクトタイプの撮像素子サイズが1インチは各社出ているし、1.5インチの製品
(PowerShot G1 X Mark II)もあるので、このクラスなら画質と重さとのバランスが
取れて満足できると思います。どんなに高性能で良く撮れても、重ければ結局
持ち歩かなくなるのです。過去の一眼レフタイプと言われたカメラがそうで、
あんなに重い物を持って歩くのは辛いし、落下の危険性や盗難(大きなものを
持っているだけでカモになりやすい)があり、夜間は特に足枷になります。

まあ、、、、悩むときが買い物で一番楽しい時なので、十分悩んでください。


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