カナダでケベック州は特別な場所　モントリオール、ケベックともよい街です

ケベック州のモットーは、"Je me souviens"(私は忘れない)です。
フランス領ヌーベルフランスとして開拓された土地・ケベックは、英仏間の戦いに敗れ
カナダの一部として今日に至りました。このことにケベコワ達は特別な思いを持っています。
そんな彼らの歴史や生き方が、現地で垣間見られるといいですね。
ケベックシティやモントリオールの街並みも、一味違って見えてくるかもしれませんね。

ケベックシティはフランス時代からの要衝で、セントローレンス川流域を巡る英仏間の決戦があった場所。
街並みが美しい上、見どころも多く、丸２日取っておいた方がよいと思います。

個人的にはその前に、大都市のモントリオールでケベックの雰囲気を味わっておくと、
ケベックシティ訪問もなお意義深くなるように思います。
旅程としては、モントリオール－ケベック間の往復が発生してしまいますが。

モントリオールはアメリカ的な大都市とフランスらしさが合わさったような場所。
落ち着いた雰囲気の都会です。
フランス語を話しながらも柔軟に英語に切り替えるケベコワ達に最初に出会うのに、いい場所だと思います。
旧市街に主な見どころが集まっていて、ケベックの人たちの暮らしや歴史に触れた博物館のレベルも高いです。
北米大陸では美食で知られる街ですし、少なくとも１日は過ごしてはいかがでしょうか。
観光地だけでなく住宅街なども、きっと気に入られると思いますよ。

あと、トロント、ナイアガラはお好みで日数を割かれる感じで、スケジュールを組み立ててはいかがでしょうか。
余裕があったらオタワも、というところでしょうか。

なおご旅行の区間は、VIA鉄道の乗車時間がそれほど長いわけではないので、
鉄道に大幅な遅れが出るのは考えにくいのではと思います。個人的には順調に移動できました。
もちろん高速道路も快適で、バスのほうが頻発しています。

追記にありましたVIA鉄道へのスーツケースの持ち込みは可能です。
車両にスーツケースを置く共用のスペースがあります。
乗車時にスーツケースのサイズのチェックがあるかもしれません。

＊荷物は、ケベックが山がちな城塞都市なこともあり帯同すると疲れるので、
　モントリオールのホテルに預けておいてはいかがですか。
　ケベックを見終わったら、夕方発の列車でモントリオールに戻り、
　その晩は荷物を引き取りがてらモントリオールで泊まり、
　遅い夕食を摂るのもよいかと思います。（治安が良いためか夜が長い街です）