ジヴェルニー mappyさん、こんばんは。 さて、ご質問の睡蓮の件ですが。 私がかつて行ったのは約15年前の初夏(6月中旬)と、約10年前の秋 (9月)と7~8年前の初夏(5月末)でした。情報古くてごめんなさい。 庭はどの時期でも、それなりに美しく(もちろん、初夏が最高ですが) 見えるように設計されていました。(一年草が多いのもその理由でしょう) ・・・で、睡蓮ですよね。 ハッキリ言って、私が行ったときに咲いていたかいなかったか。 ・・・ごめんなさい、覚えていません。(^^; たぶん、咲いていなかった・・・ような気がします。うろ覚え。 絵や写真のイメージが強くて、咲いているのを見たような気もする のですが。 あ。そだ、写真を確認しますね! 確認しました、とりあえず5月末には咲いていました。ポツポツ、 ですが。「一面に咲くのを見たい!」というのであれば、ちょっと 5月末では早かったみたいですね。 ついでに、いいサイトを見つけたのでこちらをご覧ください。 http://www.giverny.org/gardens/fcm/calendar.htm ジヴェルニーのお花カレンダーです。 これによると、やはり睡蓮「nénuphars(=waterlilies)」は7月 が見頃となっています。 でも、5月末くらいからはポツポツ、咲いていると思いますよ。 mappyさんの行かれる6月末~7月初旬って、ちょうど睡蓮の見頃と 合いそうですね。 フランスの睡蓮はわかりませんが、英国の睡蓮は思い切り昼までは 開いていました。 去年6月中旬に訪れた「Knightshayes」というお屋敷のpondにも、 見事な睡蓮が咲いていました。午後も開いていましたが・・・。うーむ? 睡蓮の性質には詳しくないので、ちょっと「睡蓮」で検索してみると 良いかもしれないですね。 睡蓮はもし咲いていないとしても、岸辺の柳、緑色のボート、睡蓮の 葉。 とても落ち着きます。 ただ、観光客が多いので、「静かに楽しむ・・・」というのはムリかも? パリから電車とバスでも1時間強~1時間半なので、もし行かれるなら 朝一の出発がいいと思います。 10時には入場できるように。 とても小さい村ですが、カフェもあればモネのお墓のある教会も ありますし、HPによると中にはレストランもあるそうです。 先に庭を見て、暑くなってきたら、邸内を見学するといいですね。 余った時間は村をぶらぶら歩くのもいいかも。 (帰りのバスの時間は時刻表で確認のこと) 一応、行き方等も貼り付けておきます。 ご参考までに。 ---------------------------- 〔ジヴェルニー〕 車で行く場合。パリから北西へノルマンディー・ハイウェイで87km。 Vernonのインターチェンジで降りて、セーヌ川沿いに8kmほどパリ方 面へ戻ると到着。 道路の状態によりますが、1時間くらいだったような記憶・・・。(曖昧) 列車だと、パリの「サン・ラザール」駅からルーアン行きで1時間弱。 「Vernon」駅で下車して、ジヴェルニーまではバス(Line 240)か タクシーで10分程度。 バス停からはモネ通りを歩いて2~3分。 表からは庭も屋敷もまったく見えません。 壁にフランス国旗が飾ってあるところが入り口です。 近くにある「アメリカン・ミュージアム」と間違えないように・・・。 FONDATION CLAUDE MONET 84 rue Claude Monet 27620 GIVERNY FRANCE Tel : 00 33 2 32 51 28 21 Fax : 00 33 2 32 51 54 18 入場料:5.5ユーロ 開園時間:9:30-18:00 閉園:月曜、11/1~3/31
おおーっ 素晴らしい !! 七生さん、丁寧なお返事、本当にありがとうございます。 ジヴェルニーのサイトを見ました。 6月と7月、睡蓮も薔薇もクレマチスも、まさに百花繚乱ですね。素晴らしすぎます。 ものすごーく、楽しみになりました。 母との旅行は心配なことも沢山あるのですが、この光景を見ることを楽しみに、頑張ってプランを立てようと思います。 今、シシングハーストへの行き方を調べています。ここも、本当に素敵そうですね。写真を見ていたら、どうしても行ってみたくなりました。 世界中の庭園愛好家が、憧れるとか。 車で行ければいいのですが、私、免許を持っていないんです。(涙) 本当はロンドン発のツァーバスがあれば楽なのですが、日本から予約できるものは、曜日が合わなくて。 七生さんは、お父様とご旅行をなさるんですね。私は、母との海外旅行は初めてです。 ここの掲示板を読んでいると、高齢者と一緒の旅行を予定している人に 親身なアドバイスが沢山寄せられていて、とても心が和みます。 また、なにかお聞きするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
大変遅くなりまして・・・ mappyさん、コメントいただいたのに遅くなってごめんなさい。 当方ただいま、新人研修前で死ぬほど忙しく(@@; 明日の入社式に備えて半月も終電でした・・・(とほほ)。 さて、ご旅行の件。 いろいろとご不安もありでしょうが、お母様と楽しんでいらして くださいね!(^^) 案ずるより生むが易しですよ、たぶん。 フランスは日本とは道路交通法的に逆ですし、パリから高速で外へ 抜けるなど、慣れない旅行者にはちょっと大変かもしれないです。 だから、なまじ免許を持っていて下手な(?)自信で運転に挑むより 日帰りツアーなりバスなり電車なりで行かれる方が無難ではない でしょうか? 私も以前、父のたっての希望でモン・サン・ミッシェルまで運転した ことがありますが、フランスの運転手は英国の運転手よりスピードを 出していたような気がしてコワかったのを覚えています。 父は「左ハンドル、しかもプジョーなんて運転せんぞ!」だし。←役立たず! 1人でずっとの運転は正直キツかった・・・。 うちの父の場合、英語の読み書きは完璧なのですが、フランス語は 門外漢だし。地名すらナビできなくて。←さらに役立たず! この掲示板でも、ご両親のいずれかと旅に出られている方、多いですよね。 旅先で気持ちよく過ごすには、やはり家族とはいえ、気遣いがお互いに 必要かと。「家族だからこそ」、と言いましょうか・・・。 シシングは名園ですよ。ヴィタ・サックヴィル=ウェスト女史はかなり 庭園に造詣が深く、ヴィクトリア朝の名造園家ガートルード・ジィクル の影響も多く受けています。 薔薇園も見事で、オールドローズもたくさんあります。 オールドのあの見事な棘を見ると、モダンローズって本当に改良種 なのだなぁと思ってしまいますね。 薔薇はあの、匂いと棘があってこそ。 彼女の実家であるサックヴィル家の居城、「Knole」は庭はともかく、 一族の肖像画がギャラリーに錚々と並び、興味深いです。 ヴァージニア・ウルフの『オルランドー』のモデルというのも頷ける 一族です。 公共機関で行ったことないので、詳しいことはわかりません。 どなたか、詳しい方がおられるといいのですが。 まだ時間もありますしね。 時間があったら私も調べてみます。 また何かあれば聞いてくださいね。 4月の中旬以降であれば、私も掲示板に参加できると思います。