06/03/27 00:07

ジヴェルニー

mappyさん、こんばんは。

さて、ご質問の睡蓮の件ですが。
私がかつて行ったのは約15年前の初夏(6月中旬)と、約10年前の秋
(9月)と7~8年前の初夏(5月末)でした。情報古くてごめんなさい。

庭はどの時期でも、それなりに美しく(もちろん、初夏が最高ですが)
見えるように設計されていました。(一年草が多いのもその理由でしょう)

・・・で、睡蓮ですよね。
ハッキリ言って、私が行ったときに咲いていたかいなかったか。
・・・ごめんなさい、覚えていません。(^^;
たぶん、咲いていなかった・・・ような気がします。うろ覚え。
絵や写真のイメージが強くて、咲いているのを見たような気もする
のですが。
あ。そだ、写真を確認しますね!

確認しました、とりあえず5月末には咲いていました。ポツポツ、
ですが。「一面に咲くのを見たい!」というのであれば、ちょっと
5月末では早かったみたいですね。

ついでに、いいサイトを見つけたのでこちらをご覧ください。
http://www.giverny.org/gardens/fcm/calendar.htm

ジヴェルニーのお花カレンダーです。
これによると、やはり睡蓮「nénuphars(=waterlilies)」は7月
が見頃となっています。
でも、5月末くらいからはポツポツ、咲いていると思いますよ。
mappyさんの行かれる6月末~7月初旬って、ちょうど睡蓮の見頃と
合いそうですね。

フランスの睡蓮はわかりませんが、英国の睡蓮は思い切り昼までは
開いていました。
去年6月中旬に訪れた「Knightshayes」というお屋敷のpondにも、
見事な睡蓮が咲いていました。午後も開いていましたが・・・。うーむ?
睡蓮の性質には詳しくないので、ちょっと「睡蓮」で検索してみると
良いかもしれないですね。

睡蓮はもし咲いていないとしても、岸辺の柳、緑色のボート、睡蓮の
葉。
とても落ち着きます。
ただ、観光客が多いので、「静かに楽しむ・・・」というのはムリかも?
パリから電車とバスでも1時間強~1時間半なので、もし行かれるなら
朝一の出発がいいと思います。
10時には入場できるように。
とても小さい村ですが、カフェもあればモネのお墓のある教会も
ありますし、HPによると中にはレストランもあるそうです。
先に庭を見て、暑くなってきたら、邸内を見学するといいですね。
余った時間は村をぶらぶら歩くのもいいかも。
(帰りのバスの時間は時刻表で確認のこと)

一応、行き方等も貼り付けておきます。
ご参考までに。

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〔ジヴェルニー〕
車で行く場合。パリから北西へノルマンディー・ハイウェイで87km。
Vernonのインターチェンジで降りて、セーヌ川沿いに8kmほどパリ方
面へ戻ると到着。
道路の状態によりますが、1時間くらいだったような記憶・・・。(曖昧)

列車だと、パリの「サン・ラザール」駅からルーアン行きで1時間弱。
「Vernon」駅で下車して、ジヴェルニーまではバス(Line 240)か
タクシーで10分程度。
バス停からはモネ通りを歩いて2~3分。

表からは庭も屋敷もまったく見えません。
壁にフランス国旗が飾ってあるところが入り口です。
近くにある「アメリカン・ミュージアム」と間違えないように・・・。

FONDATION CLAUDE MONET
84 rue Claude Monet
27620 GIVERNY
FRANCE

Tel : 00 33 2 32 51 28 21
Fax : 00 33 2 32 51 54 18
入場料:5.5ユーロ
開園時間:9:30-18:00
閉園:月曜、11/1~3/31

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1件のコメント

  • 06/03/27 01:40

    おおーっ 素晴らしい !!

    七生さん、丁寧なお返事、本当にありがとうございます。

    ジヴェルニーのサイトを見ました。 6月と7月、睡蓮も薔薇もクレマチスも、まさに百花繚乱ですね。素晴らしすぎます。 ものすごーく、楽しみになりました。

    母との旅行は心配なことも沢山あるのですが、この光景を見ることを楽しみに、頑張ってプランを立てようと思います。

    今、シシングハーストへの行き方を調べています。ここも、本当に素敵そうですね。写真を見ていたら、どうしても行ってみたくなりました。
    世界中の庭園愛好家が、憧れるとか。 

    車で行ければいいのですが、私、免許を持っていないんです。(涙)

    本当はロンドン発のツァーバスがあれば楽なのですが、日本から予約できるものは、曜日が合わなくて。

    七生さんは、お父様とご旅行をなさるんですね。私は、母との海外旅行は初めてです。

    ここの掲示板を読んでいると、高齢者と一緒の旅行を予定している人に
    親身なアドバイスが沢山寄せられていて、とても心が和みます。

    また、なにかお聞きするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。





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    06/04/02 23:28

    大変遅くなりまして・・・

    mappyさん、コメントいただいたのに遅くなってごめんなさい。
    当方ただいま、新人研修前で死ぬほど忙しく(@@;
    明日の入社式に備えて半月も終電でした・・・(とほほ)。

    さて、ご旅行の件。
    いろいろとご不安もありでしょうが、お母様と楽しんでいらして
    くださいね!(^^)
    案ずるより生むが易しですよ、たぶん。
    フランスは日本とは道路交通法的に逆ですし、パリから高速で外へ
    抜けるなど、慣れない旅行者にはちょっと大変かもしれないです。
    だから、なまじ免許を持っていて下手な(?)自信で運転に挑むより
    日帰りツアーなりバスなり電車なりで行かれる方が無難ではない
    でしょうか?
    私も以前、父のたっての希望でモン・サン・ミッシェルまで運転した
    ことがありますが、フランスの運転手は英国の運転手よりスピードを
    出していたような気がしてコワかったのを覚えています。
    父は「左ハンドル、しかもプジョーなんて運転せんぞ!」だし。←役立たず!
    1人でずっとの運転は正直キツかった・・・。
    うちの父の場合、英語の読み書きは完璧なのですが、フランス語は
    門外漢だし。地名すらナビできなくて。←さらに役立たず!

    この掲示板でも、ご両親のいずれかと旅に出られている方、多いですよね。
    旅先で気持ちよく過ごすには、やはり家族とはいえ、気遣いがお互いに
    必要かと。「家族だからこそ」、と言いましょうか・・・。

    シシングは名園ですよ。ヴィタ・サックヴィル=ウェスト女史はかなり
    庭園に造詣が深く、ヴィクトリア朝の名造園家ガートルード・ジィクル
    の影響も多く受けています。
    薔薇園も見事で、オールドローズもたくさんあります。
    オールドのあの見事な棘を見ると、モダンローズって本当に改良種
    なのだなぁと思ってしまいますね。
    薔薇はあの、匂いと棘があってこそ。

    彼女の実家であるサックヴィル家の居城、「Knole」は庭はともかく、
    一族の肖像画がギャラリーに錚々と並び、興味深いです。
    ヴァージニア・ウルフの『オルランドー』のモデルというのも頷ける
    一族です。
    公共機関で行ったことないので、詳しいことはわかりません。
    どなたか、詳しい方がおられるといいのですが。
    まだ時間もありますしね。
    時間があったら私も調べてみます。

    また何かあれば聞いてくださいね。
    4月の中旬以降であれば、私も掲示板に参加できると思います。