女の闘いはスゴイのだ・・・・・

ハ~レムですかっ!!!
何やら開放的で、すっきりとしたAlhambraに比べ、寒い小アジアに位置するトプカプ宮殿を歩き回ってきましたが、ハーーーーーレムは案外狭かったです!あんな所に、ボンボボボーーンボボボボボーーーンンを競う、金髪黒髪茶髪の彼女たちのお風呂風景、オルハン・パムク著の本の中でも、かなり陰湿でした。ドルマバフチェ宮殿は19世紀なので、「あーの、シャンデリアが地震で落ちたら、下敷きになる召使は、ガラスでめった刺しで、一発であの世かと」と思いましたねぇ。もちろん、Sabina女王だったら、並み居る女官だの妃をしりぞけて、スルタンの髭でもひっつかんで、言う事を聞かせている事でしょう。

>鍵
そうです、カード1枚だとラッキーと思うのですが、「これが建物の入り口、これがフロアの入り口、これがあなたの部屋のドア」と説明が続いた時には、くらくらしながら聞いて、毎度毎度間違いながら差し込んでいます。ヨーロッパマダムが、自分の権威の象徴として、鍵束をジャラジャラつけていますが、あれは信じられない世界です。

>Isabel
これは、「レコンキスタが終わるまでは、風呂には入らぬぞよ」と、厳かに、あのすわりがわるそうで、背筋ピピッの玉座と言おうか、木の椅子に座っていた御仁でしょうか?この方の旦那さんの出身地の宮殿?で、一人で「Castilla e Aragon」と厳かに戦いを説明するビデオを見ましたが、いやはや、おごそか~でした。

現在スペインと呼ばれる国は、Asturiasから始まっている上、地方領主があっちゃーこっちゃーと手を組んだり、裏切ったりという歴史なので、追うのが大変なのです。とはいえ、Isabelさんが女王になった頃には、Toledoはとっくに前身のAsturias王国☞Leon王国☞Castilla王国に吸収されています。当時は移動宮廷なので、王様がいる場所が、宮廷になったので、そこに城を構えている領主は大変だったでしょうなぁ。

当時の城を見ても、ありゃ暮らしにくいです。絶対に、現在の日本の住宅事情の方が上!と思いながら、毎度城を見ています。

そ~いえば、Sabina女王、Mantaのお城に、タペストリーを見に行くつもりなんですが、Saluzzoの旧市街の端にあるCasteloで合っていますか?5,6kmあちらにもCastelo Mantaがあるので、どっちだ、と思ってます。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/09/04 20:40

    マンタはサルッツォから南へ3-4キロ

    スーペルストラーダ589号線沿いにある別の街です。城はそこから小高い丘に登ります。グーグルマップでもCastello della Mantaのお城は出てきますよ。私は健脚なので、往復歩けないことはないのですが、歩道がないのでひかれたら嫌だからタクシーで行きました。
    タペストリーよりフレスコ画です。本当に中世の?と疑いたくなるぐらい少女漫画的な画風です。
    サルッツォ旧市街にある「カヴァサの家」という中世の家も良かったです。トイレが全部トルコ式で何となく中世風でした。(ヨーロッパ人も昔はしゃがんでいたのだ。)
    サルッツォ旧市街の城は私が行った時は日曜しか開いてなかったです。今はどうなんでしょう。

    イサベル女王の大河ドラマ、20年ぐらい前にもあったと思います。イタリアで放映されてました。私は娘のフアナ狂女王の方に興味あります。本当に狂ってたんでしょうか。でっち上げられたのではという気がします。
    それよりレコンキスタまっただ中のドラマが見たいです。

    トプカプ宮殿のハレムには私も行きましたが、想像していたより狭くて暗くてほんと嫌でした。あれじゃあ足の引っ張り合いやら殺し合いやら当たり前になりそうですね。

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    Castelo della Manta前にバス停はあるかどうかが、問題だ!

    あぁ、ガイドブックなんだか、Pirmonte本にある、「Saluzzo駅から600m」の記載は、メートルとキロメートルの間違いであったか・・・・ブヒヒッ

    ルートを逆回りにしたので、Cuneoから乗るバスが、Mantaに止まり、6分後Saluzzo FS終点になるんです。つまり、荷物を引きずったままでも、お城の前に停留所があるのであれば、そこで一旦降りて見学(チケット売り場で荷物を預かってもらう)、それから1時間に1本のバスなので、後続を捕まえて、Saluzzoに行けばいいので、Mantaの停留所が城の前にあるかどうかだなぁ。ALSAだと停留所の位置がわかるのですが、Google先生で出てくるかな?

    カヴァサの家は、平日は予約とあるので、これまた面倒だなぁ。どうしてこうも、予約予約となるんだ!!!

    >La Reina Juana
    どうもこの方の伝記を読んでいると、署名をしなければならない時とか、口頭で自分の地位確認を入れられた時の回答が、全て的を得ているので、生き延びるために、適当に狂気を装っていたのではないか?と思ってます。ただ、Granadaに葬られるまで、アホな旦那の棺を従えて、イベリア半島をあっちゃーこっちゃー彷徨ったという話は、どこまで真実かわかりませんが、怖いです。ただ、棺は、Isabelさんにしても、4つとも小さ目でしたね。まぁ、ポルトガルのエンリケ航海王子の棺も、いかにも小柄の人用だったので、中世のヨーロッパでは、体格は小さいのが普通だったのかもしれないですね。

    >トルコ風トイレ
    スペイン北部のバスステーションには、今でもそういう場所はありましたよ!

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