イタリアの朝食は・・(雑談続く) Salve! 旅程もほぼ固められてきたようですね。いいですねー。これでお天気が良ければいうことありませんよね。あとストがないかどうかが気になるところです。こいつがあると仕切り直しになってしまいます。 ああそうだ、スペインもフランコ時代という全体主義の時代を経ているのでした。そうですよね、この時代が実は政治的な統合をもたらしたのかも知れませんね。ドイツだって中央集権になったのはナチス時代だけだし、イタリアだってファシズム時代に国民統合をしようとしてしきれずに終わったのですから。 アンドラ!この国の存在を忘れてました。しかしここが独立してやって行けるのだから、カタルーニャなんて楽なものじゃないでしょうか。イタリアにもサンマリノという変な国がありますが、ここはイタリアに寄りかかっている国なので事情は違うかもしれません。 サヴォイア家は、何かと評判の悪いベルルスコーニが首相時代に人気取りのため、2002年に憲法改正をうまくやってイタリアに帰還できるようにしたんです。当時私はイタリアにいたのですが、悪評きわまりなかったです。帰還しても色々悪事を働いている人たちなので国民の支持はありません。例の王子もイケメンだけどとてもおバカで、喋ると知性のかけらもない人なんですよ。たまにタレントもやってますが、それでトリノあたりでは人気があります。 南部ではこの潮流に反対するネオブルボンという動きがあって、旧ナポリ・シチリア王国のブルボン家支持、反サヴォイアを宣伝しています。私はむしろこっちの方が面白いなと思ってます。スペインブルボン家とはご親戚ですね。 イタリアの朝食は私もいつも困っています。だから色々種類が多い4-5つ星ホテルに泊まるようにしているのです。そうでないと、コルネット(クロワッサンのこと、これはおいしいけど中身が甘すぎ)とカフェラッテだけという超乏しい朝食を食べる羽目になってしまいますからねえ。友人宅に泊まったら更にひどくて、どの家でもビスコッティにジャムとカフェラッテだけです。10時頃おやつタイムですけど、甘いものばかりでビタミン足りないし、この食事習慣だけはいつまで経っても慣れません。 幸いトリノはグリッシーニの名産地なので、他都市では食べられない美味しいものが手に入ります。これを買ってきて朝食後にかじるのも良いかも知れません。
いろいろお邪魔したい「かと」 旅クマさん、Sabinaさん、こんにちは〜。 先日来このトピを拝見しては、「ピエモンテは今度」「ピエモンテはいつか」と自分に言い聞かせております。 >南部ではこの潮流に反対するネオブルボンという動きがあって、旧ナポリ・シチリア王国のブルボン家支持 そんな動きもあるんですか。 シチリアが舞台のドラマ「モンタルバーノ」でおばあさんが「私は君主制支持者だから警察には何も話さない」というシーンがあって、はて、その君主ってのはサヴォイア家なのか、まさか旧ナポリのブルボン家ってことはないだろうが・・と思ったことがあったのでした。 私の薄〜い知識では南イタリアはブルボン家の圧政に苦しんだという印象だったのですが、そうか、あのおばあさんが「国王」と言ってたのはきっとブルボン家の方だったんですね。 話は変わってイタリアの朝食・・・私は「カプチーノとコルネット以上!」で全然問題なしです。話が早くていいとすら思うことも。 ホテルの朝食のビュッフェで団体客とかち合って、食べ物を十重二十重に取り囲んで阿鼻叫喚の沙汰なんてことがあると、諦めて近くのバールに行ってこのセットで済ませたり。いや、ま、そういうホテルに泊まってる自分が悪い。 ちなみにコルネットで好きなのはクレマです♪美味しいものから黄色い糊のようなものまでピンキリですけど。 シチリアでは何も入ってないコルネットに、ピスタチオのクレマを自分で塗って食べるようにしてあったりしますね。 別トピでホテルとB&Bのことを書いておられたのを、そうそうと頷きながら拝見してました。 手頃な値段で快適な部屋(水まわりも)朝食も良くてとても親切で〜というB&Bも経験したし良さは十分わかっていて好きなのですが・・・ 到着時間をちゃんと伝えておかなければならないのがプレッシャー。ラグーサでは勝手に1時間早く着いたらB&Bには誰もおらず扉は固く閉ざされて〜でした。 それから私は鍵の束が苦手です。 「これは門の鍵、こっちが建物の鍵で、これがB&Bの入り口で、これがあなたの部屋の鍵」とか。そして妙にコツと習熟を要求される鍵の開け閉め。 一度外に出たら二度と部屋に戻れないかもという恐怖は冗談ではないです。一度は宿の人に見守ってもらいながら自分で開け閉めを練習せねば。 「ここに住んでますか?」と尋ねると住んでないオーナーが多い気がします、自分でやるしかないのね! 宿泊場所の選定は楽しみでもあり悩ましくもありですねぇ。
イタリアの家の鍵束(お、重い・・) Buona sera! ピエモンテに行きたくなって来られましたか。どちらかというと歴史が浅いので、バロック以降の建物が多いのですが、サルッツォなど美しい中世都市も残っていますので、是非次の機会に行ってみて下さい。 南イタリアのブルボン家については近年はかなりとらえ方が変わってきています。むしろ啓蒙絶対君主で産業振興など善政を敷いたという解釈が現在主流だと思います。 北のピエモンテは軍事優先だった(オーストリアとフランスに挟まれているので仕方ないですが)のに対して南はそうではなかったので、この対照も面白いです。 南の人の考える君主制ですか・・ブルボン王家である可能性もありますが、共和制は嫌だという意味で王様がいた方がいいという素朴な意見なのかも知れませんね。 朝食のコルネット、私もとても好きなのですが、ただし中身のないもの(vuoto)です。チョコやらクリームが入っているのは苦手で、アプリコットジャムのものぐらいが許容範囲です。そして朝食に果物とチーズとハムがないと駄目なのです。シチリアでは朝からカンノーロが出ますね。これはリコッタチーズだからOKです。 さて、イタリアの家の鍵束、これは大問題ですよね。重すぎて持ち歩くのに苦労します。まず建物に入る鍵、次に第一の扉の鍵、更に階段を上がったところにある扉の鍵、そして家というか部屋に入る鍵、だいたい合計3-4の鍵を開けないと自分の部屋にたどり着けないのが常なので面倒です。住んだところどこも同じでした。B&Bもこれだから面倒です。オートロックだから持って出るの忘れたら本当に大変。私は住んでいたとき二度やらかしました。 だから慣れた人でないと、B&Bは戸惑うのではないかと思います。
グリッシーニはネズミの気持ち Sabina女王、Hola~!やっと金曜日の午後です。しかし、明日は台風襲来なんだろうか? >イタリア名物 「マンマ」「スト」「???」 グリッシーニか~。あの太い長いポッキーですよね。アレを朝っぱらから、ポリポリかじっていたら、ネズミの気持ちになってきそうです。「Buffet Breakfast」とか「Continental」と明記がある宿を選ぶように、自衛します。朝食は、和食、American Breakfastの方が好みなんですよね。ドーミーインがドゥッセルドルフまで進出したらしいんですが、早く主要都市及びその周辺にも、進出してもらいたいものです!三島だと黒はんぺん、札幌だと焼き魚煮魚を、朝から食べられて、満足しました。 >例の王子もイケメンだけどとてもおバカで、喋ると知性のかけらもない人 まぁ、生まれた時から、亡命していても、金のスプーンを咥えていますから、努力する気はさらさらない、「オレって、特権階級なんだぜっ」オーラを、バシバシ飛ばしていれば、知性なんて、身に着けている暇は無いでしょう。 そうそう、「王子」だった、故グレース・ケリーの息子ですが、どう見ても、母親がグレース・ケリーとは思えない、単なるスケベったらしい、ヨーロッパのおっさんに、なってしまいましたよね。あのイタリア系の顔で、スケベったらしくなったら、どう見てもジゴロかマフィアなので、そこは本人も考えた方がいいですね。イギリス王室の若い方の王子2人も、母親の慰霊ということで、献花をした写真を見たら、「どこのおっさんだ?」状態だったので、適当な時に、王様になった方がいいでしょうねぇ。高貴なる禿げとは言いえて妙です。 >ブルボン お菓子のメーカーではない、ブルボンですが、スペイン王室はお隣のフランスから、ブルボン一家が引っ越ししてきた、という借り物感覚で、ブルボン・ブルボンを王家としていますね。自前の感覚で行くと、アルバ公爵家が頂点でしょうなぁ。一昨年、アルバ女侯爵が亡くなった時、たまたまスペインにいたのですが、葬儀から、今までの思い出のアルバムから、見ていて興味深かったです。あれだけ財産がありすぎると、疑心暗鬼になって、大変でしょうね。 旅程は決まってきた(単に、路線を伝って、回りやすいように素直に回る)のですが、トリノはともかく、ミラノは、2か所も事前予約を入れないといけないので、時間配分といおうか、見とれる時間と移動時間を、ある程度余裕をもって、計算しないといけないので、ちょっとドキドキです。 ところで、北部の英語の通用度は、最近どうでしょうか?ローマは、地元のセニョーラ相手には、スペイン語片言で聞く方が通じました。
ピエモンテのグリッシーニは絶品ですよー Buona seraです。 ピエモンテのグリッシーニは他地域とは違うので、パン屋で是非手作りのものを買ってみて下さいねー。生ハムを巻き付けて食べるのがピエモンテ風なのです。Eatalyにもおいしそうなものが色々売ってます。大きさも色々。でもこういう紹介サイトもあるのでご参考まで。 http://www.lastampa.it/2013/11/12/societa/cucina/reportage/a-tavola/recensione/alla-ricerca-del-grissino-indimenticabile-hpcwo3PF0eNTIwC4YvjSZM/pagina.html ストの予定を調べてみましたが、まだ9月末までしか発表されていません。適宜お調べしますので忘れてたらまたつついてみて下さい。 ブルボン家はフランス→スペイン→南イタリア、とどんどん親戚筋を増やしてきているのに、現在はスペインにしか残っていませんね。ちなみにサヴォイアの現在の「国王」の母はポルトガル王家から来た人でした。奥さんはジェノヴァのドーリア家の人・・ってあのドーリア家?私アンドレア・ドーリア大好きなんですけど。 北イタリアでの英語通用度ですか。有名観光地なら通じるでしょう。でもものすごくなまっていて聞き取りにくいと思います。私はイタリアで英語を使ったことがないものではっきり知らないのですが。あ、電車の切符の料金が足りなかったときだけイタリア語を封印して何も知らない観光客のふりして英語でとぼけて切り抜けたことがあります。 ドイツ(フランクフルト中央駅横では?)にできたのは確か東横インだったと思います。でも日式ビジネスホテルは味気なくてつまらない気がします。