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17/08/26 06:15

エア・ベルリンの行方

先週はエア・ベルリンの破綻劇があり、ドイツ国内でも話題になっている。とりあえず3ヶ月間は政府の支援で営業が続くが、その後どうなるかは確定していない。航空券というのは一種の債権として扱われるから、倒産した場合はどうなるのかが不安の的。ドイツでは旅行代理店のパックツアーに関しては保険加入が義務付けられているので大丈夫だが、インターネットなどで航空券を独自に購入した場合は保証されない。だから飛行機が飛ばなくてもお金が返ってくるとは限らない。

倒産ということでエア・ベルリンの所有していた資産は安く手に入るので、航空各社は争奪戦を繰り広げている。ルフトハンザはエア・ベルリンの子会社であるフライニキに1億ユーロで購入する準備しているし、その他エア・ベルリンの所有するジェット機のうち90機を購入する計画らしい。

ルフトハンザの子会社であるユーロウイングスはパイロットなど200人、その他の係員400人のエア・ベルリンの従業員を中心に新規採用を検討している。エア・ベルリンは8000人の従業員を抱えていて、そのうちベルリンには1100人のクルー、1100人の地上係員と300人の技術者が所属している。

その他の航空会社では、トーマス・クックの子会社であるコンドーが10機以上、イージー・ジェットが40機程度の購入を視野に入れているらしい。

http://blog.livedoor.jp/haydnphil/archives/52433199.html

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