17/08/25 08:49

今後の航空戦略

との関係が指摘されていました。

ベルリン空港(Flughafen Berlin Brandenburg)開港後は当然ここを中心にしたいものの、
その計画にも狂いが生じるからでしょう。特にテーゲルの使いにくさは深刻で、ゲートが
限られるためにカウンターが開くのもフライト直前。あれではいくら都心から近くても、
使いたいとは思わないでしょう。狭すぎるのので空港ラウンジにトイレすれないのですから。
まあ、待合室に入るよりは、休息できる空間があるだけましなのですが。このラウンジですら、
エアーベルリンのものは以前から閉鎖されています。

日本ではLCCが触手を伸ばしていた(まだ諦めてはいないようですが)という報道は皆無で、
すでにルフトハンザ売却が決定事項のように伝えられている(というか、日本の場合、打ち上
げ花火のように、その後の突っ込んだ報道がない)のですが、現地の見方は違うようです。
やはり、Lufthansa-Monopol(monopoly)が問題となっているようです。一方で、ベルリン空港
を今後の中心に据えるのは当然でしょうが、繰り返しになりますが、その計画にも影響する。

さらに、上の高島たいらさんの書き込み(日経記事)を読んでみると、ベルリンが交通の
中心にはなり得ないのではないかと言う気もしてきます。

ドイツの破綻処理は英米とは異なるようですが、最近はそれに近くなってきた。しかし、
そうなると、海外資本に乗っ取られる危険性があるようで、それも絡んで複雑性を帯びて
くるようです(経済になるとドイツ語は理解不能です)。

陸路も旧東側は時間が掛かり、Stuttgart Hbf-Berlin Hbfは5.5-6時間。日本では完全に
空路の勝利ですが、ドイツだったら五分五分でしょうか。料金もSparangeboteなら
Economy Classicと大差ないし。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/08/25 22:47

    日本ではその後報道が途絶えました

    破産の申請をした、というニュースが流れて以降は全く何の音沙汰もなくなりました。アリタリアも同様ですが、本当に打ち上げ花火的です。(正確に理解して報道出来る能力を持った人が余り無いのでしょうか・・) 色々知りたかったのに残念です。私も向こうの報道は法律関係なら読めますが経済関係の記事はからきし駄目なのです。

    あれから多少知識を仕入れましたが、結局、破産ではなくて倒産の申し立てをした、と報道するのが正確なのでした。ドイツ倒産法Insolvenzordnung(99年施行、2010年代に数度の大規模改正)は、清算のみならず再生も目的とされていますので、単なる破産法ではないことがわかりました。アメリカの連邦倒産法のチャプター11(東芝の今後に関する議論で出てきましたが)がモデルとなっているようです。倒産処理で欧州内で有利な裁判所がわざと選ばれるのを避けるため、EU内では倒産制度を統一化していかねばならない必要性もあるので、英米の制度に近づいて来ました。

    ルフトハンザ独占とはならない可能性があるのですか。事情はそれほど単純ではないのですね。こちらも成り行きが面白そうですが、報道をフォローできないのが残念です。

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    有難うございます

    皆様、御親切に有難うございました。
    破産とは、全く知りませんでした。
    電車で行く事を考えてみたいと思います。
    とても詳しく教えて頂き、感謝致します。