何時ですか? AirBerlinは破産(Insolvenz)し、余命三ヶ月であることをご存じなのでしょうか。 破産が発表されてときに現地に居ましたが、新聞の一面は全てこの記事。 しかも、日本の報道と違い、先行き不透明であることが指摘されていました。 ルフトハンザに吸収されるのは、競合路線を抱えているために反対も多く、 真っ先に手を挙げたLCCのRyanairはふるい落とされましたが、ルフトハンザに 吸収されるよりはマシという論評もありました。2011年以降黒字になった年は 一回だけで、後は赤字。今年は半期で前年を大幅に上回る赤字で、ついに親会社も 見捨てた。 それでも買うと言うのなら・・・、 Economy Light Handgepäck 1 x 8 kg Economy Classic Handgepäck 1 x 8 kg Freigepäck 1 x 23 kg Wunschsitzplatz Economy Flex Handgepäck 1 x 8 kg Freigepäck 2 x 23 kg bevorzugter Sitzplatz Business Flex Handgepäck 2 x 8 kg Freigepäck 2 x 32 kg Sitzplatzreservierung 上記の要望に添うものは、Economy Classicでしょう。 しかし、陸路のほうが安全だと思います。もっと先なら。
先週この話で、結構みんなわいわいいっていましたね。 https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/469953/-/parent_contribution_id/469953/
今後の航空戦略 との関係が指摘されていました。 ベルリン空港(Flughafen Berlin Brandenburg)開港後は当然ここを中心にしたいものの、 その計画にも狂いが生じるからでしょう。特にテーゲルの使いにくさは深刻で、ゲートが 限られるためにカウンターが開くのもフライト直前。あれではいくら都心から近くても、 使いたいとは思わないでしょう。狭すぎるのので空港ラウンジにトイレすれないのですから。 まあ、待合室に入るよりは、休息できる空間があるだけましなのですが。このラウンジですら、 エアーベルリンのものは以前から閉鎖されています。 日本ではLCCが触手を伸ばしていた(まだ諦めてはいないようですが)という報道は皆無で、 すでにルフトハンザ売却が決定事項のように伝えられている(というか、日本の場合、打ち上 げ花火のように、その後の突っ込んだ報道がない)のですが、現地の見方は違うようです。 やはり、Lufthansa-Monopol(monopoly)が問題となっているようです。一方で、ベルリン空港 を今後の中心に据えるのは当然でしょうが、繰り返しになりますが、その計画にも影響する。 さらに、上の高島たいらさんの書き込み(日経記事)を読んでみると、ベルリンが交通の 中心にはなり得ないのではないかと言う気もしてきます。 ドイツの破綻処理は英米とは異なるようですが、最近はそれに近くなってきた。しかし、 そうなると、海外資本に乗っ取られる危険性があるようで、それも絡んで複雑性を帯びて くるようです(経済になるとドイツ語は理解不能です)。 陸路も旧東側は時間が掛かり、Stuttgart Hbf-Berlin Hbfは5.5-6時間。日本では完全に 空路の勝利ですが、ドイツだったら五分五分でしょうか。料金もSparangeboteなら Economy Classicと大差ないし。