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17/08/23 01:15

結局、成都に行ってきました

九寨溝・黄龍とゾルゲ・九曲黄河に行くはずが、出発の1週間前に例の大地震勃発で九寨溝は観光客受け入れを停止。北方のゾルゲは九寨溝を拠点にして行くつもりだったので行けなくなりました。甘粛省(蘭州)から南下する手段もありますが、山岳地帯で連鎖的に地震が起きたら怖いなと思い、今回は涙をのんで断念しました。
しかし関空・成都間の航空券キャンセルはしたくないので、とりあえず成都市内とその周辺をまわってみることにしました。どのみち成都は初めてで、中国はこれが4回目です。
成都市内を色々見て回ってから、近郊の大足に行って石窟を見て、石の仏像彫刻群を堪能しました。遠いから今まで行きたくても半ばあきらめていたのですが、行くことが出来て良かったです。それから峨眉山にも足を伸ばし頂上の金頂(3079メートルだったか)まで行きました。黄龍やゾルゲに備えて高山病薬ダイアモックスを処方してもらっていたのですが、使う必要がなくなって勿体ないので、峨眉山頂に行く前に飲みました(貧乏性)。
ということでそれなりに充実した滞在となりました。人間万事塞翁が馬です。
当初の計画とは全く別の旅程になりましたが、回答して下さった皆様には感謝します。九寨溝が復興したらまた必ずゾルゲを含めて行きますので、その時に活用させていただきます。
高校時代に漢詩が好きな変な少女だったので、穹廬という空の形容を目で実感したいと思っているのです。

こぼれ話ですが、今回初めて中国国航に往復乗りました。関空・成都間の直行便はこれか四川航空しかないため仕方ありません。ウェブ上でさんざん悪い評判を見ていたので、実際乗ってみたらまあこんなものかと想定内でした。しかし機内食はひどいですね-。先日フィンエアごときでひどいと書き込んでいた方がおられましたが、是非一度国航に乗っていただきたいと思います。それより驚いたのは、食事の際にアルコールが出ない!ということです。これはいつもなのでしょうか?それともたまたまなのでしょうか?酒なくして何の人生ぞと詩仙を人生の師としている私にはこれはたまりません。いつもということなら今後乗らないかも。
酒といえば、大足で余りに暑くて(39度)お馴染み燕京ビールを一気飲みしたら何やら回るのが速い・・缶を良く見たらアルコール度数が9.5度でした。白酒を飲む地域はビールの度数も高いのですね。

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