機付整備長の廃止

JAL機のドア付近の壁に、機長、副操縦師、責任客室乗務員そして機付整備長の名札が以前は掲げられていました。最近、機付整備長の名札がないことに気づきました。
機付整備長の名札は「俺が整備したんだから安心して乗ってくれ」と言っているようで、何となく心強く感じられたものでした。

整備体制が変更されたのでしょうが、整備の精度を上げたものになっているのか、コストダウンの観点重視で行ったのか、おそらく後者でしょう。
民間企業であるから、コストダウンを絶え間なく行うことは当然ですが、コストダウンの当事者はその限界が判らなくなることがありますので、その歯止めをどうしているのか気になります。
JALの機内サービスを見ていると「コストダウンしたな」と感じられることがあります。客にコストダウンしていると気づかれるようなやり方はダメだと思います。われわれの目の届かない整備などで度を越したコストダウンが行われているのではないかと懸念しています。最近のトラブル事例はその一部が現れているのでしょう。
コストダウンのやり方が下手だと思いますので、私がコンサルティングしてあげたいですね。


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