JALだけの問題ではないでしょう JAL以上に問題のある航空会社は多いはずです。 あまり大騒ぎになりませんが、破損を知っていて直さなかったり、 整備員を規定の通り配置せず、とりわけ整備関係者が大量に去って った国内の新興航空会社は経営陣に問題があると思います。 全くの自由競争ではないのですから、採算が合わないというだけで、 簡単に撤退するのは地元への裏切り行為ですし。 この会社の例は、価格だけに囚われて良いのか?ということを考える きっかけになるべきですが、実際にはそうなっていません。良く、 「問題のある会社は信頼性をなくし、市場から消えるので」と言う人 がいますが、航空機の場合には事故があってからでは遅いのです。 効率やコストだけで良いのかということをもっと深く議論すべきだと 思います。英国の狂牛病などはコストのために起こった人災と言って も過言ではないはずだし、環境対策やエネルギー浪費をほとんど考慮 しない中国製品が安いと言って喜んでいるだけで良いのか。この点で も、安すぎる割引運賃と高すぎる普通運賃との解離を修正すべきとき が来ていると思っています。 JALの場合は組合対策と無理な合併が、ここに来て綻びが出たのだと 思っています。
Re: JALだけの問題ではないでしょう >JALの場合は組合対策と無理な合併が、ここに来て綻びが出たのだと >思っています。 20年以上も前の話ですが、私の友人が、当時国際線を飛ばしていた 日系の航空会社(1社に限定されますが)のフライトエンジニアの採用 試験の面接を受けた時に、『組合にはいるかどうか』を質問されたそうです。 本来、組合に入る・入らないは自由なはずなのに、このような質問を すること事態、異常な会社だということですね。 現在でも、このような質問がされているかはどうかは、知りません。