いいえ、トレドは小京都などではなく、スペインの「京都」です、西ゴート王国の都だったから。

「スペインの京都」と表現したガイド本、世界遺産本、旅行雑誌、TV番組は無数にあります。

ずっとスペイン(西ゴート王国)の都だった⇒イスラム王国の全土(&ポルトガル」を支配された500年ほどはコルドバなどに都が移る⇒国土回復後は王都として実際上の首都⇒マドリードに移る

ですから、都だった期間がスペインで最も長かったのはトレドです。都合スペイン1000年の都が小京都などではあるはずがないですか。

小京都などとわけのわからにことをいうのはあなただけです。

小京都というのは京都に似ているが一度も首都になったことがない、金沢、高山、津和野、萩、弘前、中村などをいうのですよ。
少なくとも西ゴート王国時代、数百年もスペインの都だった街が「小」京都であるわけがありません。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/08/12 16:00

    かなり無理があります

    わたくし今バカンス中で、出てくるつもりなど毛頭ありませんでしたが、どうしても見過ごせなくなり出て参りました。

    ヨーロッパ中世の「首都」という概念は、近世以降のものと全く異なっていまして、基本的に宮廷は各地を移動し、そのときにいる場所が「首都」となる、というぐらいの観念しかありません。
    たしかに西ゴート王国の政治行政の中心がトレドに置かれた時代はありますが、それはたかが560年から711年までの間です。現在手元にスペイン史の本がないためウィキに頼らざるを得ないので、それが正しいという前提の下での話ですが。

    だいたい西ゴート王国なんぞ、たかがゲルマン人の部族国家の一つに過ぎません。イタリアで言えばランゴバルド王国と同じです。イタリアで、ランゴバルド王国の中心都市だったパヴィアを京都やら小京都やらに例えることなど誰もやりませんし思いつきもしません。
    代表的な地方都市の一つである、それで十分ではございませんか。

    以上で引っ込みますので、レスは不要です。

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    スペインの首都 と スペインの京都の証左

    スペイン政府観光局発行公式ガイドブックの日本語訳トレド編のトレド市の歴史に下記の一文がございます。(同書は東京の観光局などで手に入るでしょう)

    1519年カルロス5世の即位により、トレドは強大なスペイン帝国の首都として、世界で最も重要な街となります。
    1561年にフェリペ2世が宮廷をマドリッドに移転すると、政治的な重要性は失いましたが、宗教、芸術、文化の面ではその後も中心的な役割を担い続けました。

    これによりトレドがマドリに遷都されるまでスペインの首都であったことは疑いのない事実です。
    スペインの前身の西ゴート王国の都だった時代を含め、スペインでマットも長く首都であり続けた街ハトレド以外にありません。

    政治的には江戸の徳川幕府開府により政治的重要性をうしなったが、宗教、芸術、文化の面ではその後も中心的な役割を担い続けた点も京都とそっくりです。
    まさにスペインの京都です。