06/03/24 20:23

ロンドンまでの接続

エバー自体は良い航空会社なのですが、この会社の長距離便には
乗ったもとがありません。理由は日本からだと台北での乗り継ぎが
とても悪いからです。成田からだと往復とも台北での宿泊を強いら
れます。台北の空港は何もないし、市内まで行っても寝るだけの
時間しかないので、かなり無駄な気がします。他のアジアの大手が
乗り継ぎを考慮しているのに対し、台湾の航空会社は自国のためだ
けに飛ばしているのかな?と思わざるを得ません。

さらにロンドン着が20時前後となり、それから飛べるとしても
スペインに入り宿に着けるのは深夜になります。同日着の深夜
はきついですよ。

ヨーロッパのエアラインと遜色ない同日着が可能なのは大韓航空
でしょう。このエアラインは日本市場を重視しているので、日本
各地から、ヨーロッパに同日着ができます。また深夜に出て、早朝
という方法も、ほとんどの接続便を使えることになるのでかなり
便利です。キャセイなどはロンドンに同日に着く便も出しています
が、日本から途中降機しないで繋ごうとすれば、深夜便を使うこと
になります。帰りも大抵は朝に着きます。香港程度ならば、その日
の朝か昼の便で帰国可能ですが、バンコクくらいになると、深夜便
になるので、その間の待ち時間は結構きついでしょう。南国でのん
びりすれば良いのですが、8月にしか海外に行けない人(大抵の勤め
人)ならば、無駄な時間は使いたくないでしょう。

要するに時間をお金で買うか否かという選択肢になります。実際には
ブランドイメージ(サービスや信頼性とは合致しない)によるものも
あるので、欧州系はどうしても高くなってしまいますが、利便性という
点では、価格だけのことはあるのも事実です。ただし、成田や関西に
近い人の場合であって、地方の場合は、むしろアジア系を上手く使う
ほうが却って便利ということは大いにあり得ます。

さて本題の欧州の都市からのアクセスですが、自社間での接続に比べ
他社との接続はどうしても落ちます。ましてはオンラインのみでチケッ
トを売る航空会社との接続は悪いのは仕方ないことです。しかし、うま
く使えばとても安くしかも効率的になることがあります。この辺の判断
は時刻表と良くにらめっこしてからでしょう。スペインへはロンドンか
らがフライトが充実しています。大手のBAやIBはコードシェアーで頻繁
に飛ばしているので、往復割引をうまく使えば安くあがります。この点
ではキャセイは便利でしょう。同じアライアンスであり一部はCXの名前
でも飛ばしています。接続もかなり良くなっています。

なお蛇足ですが、8月のスペインと聞いただけで汗が出てきます。
半端ではない暑さであることは覚悟してください。地中海沿岸と北部の
海岸地方はとても過ごしやすいのですが、内陸部は、、、、。

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