味の好みを教えていただけると詳細にお知らせできます ボジョレー、キァンティ、カッツ、マドンナなんてやめてやめて~ですが・・私なら絶対口をつけない類です。シャブリならいいんですが、これって最低でも5000円以上しません? (もちろん近年、キァンティの品質が著しく向上しており、1万円前後の高級なおいしいものもあることは百も承知なのですが、正直飽きがきているので私にはこれはもういい。) お好みがどのあたりかが分からなくて書きにくいので、自分の好み中心になることご了承下さい。だからイタリア中心です。 辛口といってもピンキリで、私はとにかくどっしりした濃い赤(アルコール度数も若干高め)が好きなのです。葡萄の種類でお好きな物はありますか?あと地質(テロワール)も重要だし。 私は凝灰岩と石灰岩の土壌で育った濃い赤葡萄・黒葡萄のワインが好きです。品種では南イタリアのアリアーニコ種が一番。それから同じく南のネーロ・ダヴォラ種とプリミティーヴォ種が好みです。日照時間が多いのと太陽光線が強烈だからか、濃い味なのです。一方北の粘土質の土地からできる葡萄、特にネッビオーロ種は濃くてもちょっと味の傾向が異なります。北は霧も良く出る地域なのでそれも味に影響を与えます。これは実際に飲んでみないと分からないでしょう。 日本でもかなりいい物が手に入るようになったので、向こうで買うのは日本で入手困難なものや値段が日本より遙かに安いものだけにしています。だから以下のものは日本でも難なく買えますが、とりあえずイタリアワインに余り詳しくない人に勧められるものとしては、 ・濃いものが好きな人には:南のタウラージTaurasi、アリアーニコ種、私はこれがとても好きです。 ・格付けブランドにこだわる人には:北のバローロBaroloとバルバレスコBarbaresco、ただこの二つは良く選ばないとつまらないものもある。中部のブルネッロ・ディ・モンタルチーノBrunello di Montalcinoとヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノVino nobile di Montepulciano でも本当はこのようなブランド以外にも地方色豊かな個性的なものが色々あるのですが。 これらがドが付くぐらい定番です。字数がオーバーしそうなのでここで一度切り上げます。
Re: 味の好みを教えていただけると詳細にお知らせできます えっ、ボジョレー飲まないんですか?毎年ヌーボーを飲む習慣があるので、最低でも年に1回は飲みます。キャンティは藁のやつ、イカ墨パスタを食べると、必ずこれ、カッツは初めて自分でオーダーした銘柄、猫のラベルが気に入って、白と言えばカッツでしょ・・・、マドンナは食前酒扱いでたま~に飲みます。シャブリは和食と飲むことが多いです。 一連の書き込みを読ませて頂きましたが、ソムリエみたいなこと考えながら飲んでるんですね。葡萄の品種とか、土壌がどうしたなんて、考えたこともなく、ヌーボーを毎年飲む関係で、この年は当り年だなんて言いながら、値段が大きく違ったりするので、製造年は一応気にしていますけどね。 検索し易いようにお勧め頂いた銘柄をまとめておきます。 ① タウラージTaurasi ② バローロBarolo ③ バルバレスコBarbaresco ④ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノBrunello di Montalcino ⑤ ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノVino nobile di Montepulciano ⑥ ラ・ルスティア・エルバルーチェLa rustia elbaluce ⑦ ガーヴィGavi ⑧ ロエーロ・アルネイスRoero Arneis スパークリングって持ち帰っても大丈夫ですか?スーツケース内で破裂しそうで怖いので、今回はワインのみ購入の参考とさせて頂きます。貴重な情報をありがとうございます。
新酒は飲みません だって軽すぎるし薄すぎるじゃないですか。もし口にいれたらすぐぺっとはき出しますよ。ボジョレー?論外論外! ところで昨日一昨日とソースさんが書き込んでおられたレス、すぐに削除されてしまって読めなかったんです。何か面白いこと書かれました?残念なんですよ。管理人、いらん気を回しすぎ。 私ソムリエ資格とても取りたいのですが、業界人でないため受験資格すらありません。くやしい~。職業選択間違ったと自分でも思います。自分の記憶力の9割は酒関係で占められています。 私も牛肉は食べません。どこかで書いたと思うのですが、フィレンツェのビステッカをある時期に食べたがために献血ができない体になったのがきっかけです。貧血気味だから献血する気もないですが。 でも濃い赤ワインは必需品で、平気でアテなしに飲みますよ。この冬のヒットは、南イタリアの、チンクァンタCinquantaというワインでした(生産者はサン・マルツァーノ)。2000円代なのにそれは濃くておいしかったのでお試しを。ネットで買えます。 他にもお勧めは以下。シチリアのエトナ・ロッソEtna Rossoとエトナ・ビアンコEtna Bianco、それからシチリア初の最高格付けワインであるチェラスォーロ・ディ・ヴィットリアCerasuolo di Vittoria(赤)、これもおいしい。 お金に糸目をつけないなら、トスカーナのスーパータスカンもいいですが、さすがに数万円のは手が出ません。 そういえば、先日ふとドン・ペリニョンを飲みたくなって開けました。懐かしい響きでは? 泡系は常に空港の免税店で買います。スーツケースには入れません。 あ、貴腐系を忘れてた。イタリアの有名な貴腐ワインは、ヴィン・サントVin Santoです。私はそれほど好きではなく、これを飲むぐらいなら北部の有名なブランデーであるグラッパを飲みます。香りがたまらないです。
ジャケ買いのすすめ 私はイタリアは北から南までかなり回ったので、気候や地質や植生は大体想像つきます。だからその地域産のワインならどういう葡萄でどういう味か何となく想像つくので、それが新たな探求につながります。 しかし、フランスやスペインやポルトガルとなると、土地勘がないのでそういうことができません。 (ドイツなら何とか可能なんですけどね・・あ、忘れてた、ドイツなら私はエーベルバッハ修道院のワインが好きです。←この名称、局地的にうけるかも?!皆さんご存じですけど) そこで利用している方法がジャケ買いです。CDやレコードと同じなんです。力をこめて作っている生産者はワインのラベルにも手を抜きません。デザインがとにかく美しいボトルとラベルのものは、中身もおいしいと思って間違いありません。これ本当。酒飲みの勘は当たるので、外れたことはただの一度もありません。これで特にポルトガルワインをよく買っていたこともありました。最近は飽きて止めてしまったのですが・・。 なお、日本でいい物を私が買いに行くのは大抵梅田の阪急か阪神で、ネットだとエノテカとトスカニーです。
続き、白と泡 夏はやはり泡と白という訳で、こちらもご紹介します。 イタリアの原産種ではないのですが、私はシャルドネが好きです。だから北も南もシャルドネから作られたものを良く買います。不思議と同じ種なのにシチリアのシャルドネはより濃くてコクがあります。ローマの空港で積み上げてあったときは大人買いしました。日本なら4000円以上するのが19ユーロぐらいだったんです。免税範囲なんか気にしません。どうせ税額安いので。 他には面白い土着品種のものが最近多くて、北のエルバルーチェという品種で作ったラ・ルスティア・エルバルーチェLa rustia elbaluceというやつに去年凝っていてしばらく飲み続けました。今の蒸し暑い気候にはヴェルメンティ-ノ種やコルテーゼ種やアルネイス種のがいいかも知れません。これは北中部ではよくあります。ガーヴィGaviが有名だし、ロエーロ・アルネイスRoero Arneisもおいしいです。 泡はなんと言ってもフランチャコルタです。もう日本でもおなじみになりました。シャルドネ100パーセントのブリュットが一番好みです。生産者は色々、値段は日本では高めですが、イタリアでは40ユーロ以下で買える物もあります。それから次にフェッラーリFerrariの泡もおいしいし、ロータリ・ブリュットRotari Brutもいいですね。 先週、モンテ物産が夏のセールをやっていたので仕事帰りに淀屋橋までいそいそと買いに行きました。 多分、まだ続く・・。