ほとんど宿無し？？

本気ですか？

買ってしまったものは仕方ないのですが、
21世紀になって、そのような旅を計画する
人が居るとは驚き。

悪いことは言いません。宿代節約なんて却って
無駄で出費のもとです。

北欧は法律で休みを取ることが義務付けられているために、
ビジネスで使うクラスの宿は大幅値引きしています。

所詮寝台です。プライバシーが確保できる完全個室とは
違うため、様々なところにも神経を使います。何より
不自由も強いられます。宿なら24時間近くの滞在が保証されますが、
交通機関の寝台は遅いチェックインと早朝チェックアウトで、
日本のビジネスホテルで取り入れている割引よりもキツい
条件。

また、深夜までの場所の確保と、早朝は観光施設は
勿論ですが、店もほとんどやっていない。
でも、Christianiaに敢えて行くとなると、
商業的宿泊施設を否定されているのでしょうか？

例えば（そもそも大陸移動後の夜行なんて止めたほうが良い
に決まっている）、
Koebenhavn H 20:28
Malmö Central 21:13

Malmö Central 22:08
Stockholm Central 05:54

この時間に着いてどうします。
休暇に繰り出してただでさえ人が減っている街の早朝なんか
安全と言われる北欧でも怖いですよ。
人が居ない・・・。

一度やってみればかわりますが、大陸横断後は欧州なら夕方には
睡魔が襲ってきます。これは水平になって眠れるフライトで
も基本は同じです。今でも覚えているのが、ロンドンに同日着で
着き、翌日他国に飛ぶために別の空港に移動し、空港近くの宿にチェックイン。
眠いのですぐに床に就いたが、20時過ぎけたたましい電話の音で
たたき起こされた。
「どう、お部屋は？気に入った？」とフロントのおばさまから。
旧大英帝国の末裔は、極東の島国から一日近く掛けて（その日は
珍しく定時に着陸したが連絡ミスでタラップ車が着かず一時間近く
機内で待たされ、さらにバスで移動）来る人間がいるなんて考えも
しなかったのでしょう。

要するに列車に乗り込みまでは睡魔との熾烈な闘いです。
連れがいればどちらかが見張りになってくれますが、一人では
眠り込んだらおしまい。特に怖いのが、Koebenhavn H→Malmö Centralの
列車内。ここが終点ではなく、Karlskrona Central 00:12なので、
気がついたら、知らない土地に放り出されていた・・・ということも
あり得なくない。都会で通勤して、寝過ごして終点まで行った経験の
ある人は少なくないはず（知人で起点終点を往復した強者がいます）。

やはり、綺麗なベッドで十分睡眠をとり、北欧では
恐らく一番真っ当な食事が食べられる朝食をゆっくり
とることが、快適な旅をする基本だと思うのですが。

もう時間がないのですが、明日とかではないので、間に合わないことは
ないが、かなり厳しいでしょうね。今からでは。