浜通りを走る・・・常磐線踏破記その4

センターに戻り、愛子行のバスを待つ。愛子までが30分くらいだろうか。仙山線も仙台からここまでは20分に一本くらい走っている。北仙台で降りて、西友の向かいの路地を入ったところの「二喬」というお店に入る。ここは日本ワインと日本酒に強いお店なのだけど、日本ワインはさっき飲んだ秋保ワインと、たまたまだが小布施ワインを3種も置いてある。

 こんな品揃えのお店は初めてでびっくりしたのだけど、仙台まで来て小布施を飲まなくても・・・ということから日本酒に変更。DATE7という一度飲んで見たかった純米酒をいただく。宮城は酒米だけでなく、ササニシキの日本酒に力をいれてるそうで、さらに二杯ほど頂いて、店主と宮城の日本酒の話をたっぷり聞きつつ、最後に小布施の酸っぱい白ワインで締めてからお店を出る。

地下鉄で勾当台公園まで出て、まずはカプセルにチェックインしてから、定禅寺通りに面した「無垢とうや」に入る。
http://to-ya.jp/muku/

ここは仙台のローカルチェーン店だが、ちょっと高めだけどやはり日本ワインと日本酒に力を入れているお店。メニューを見るとグレイスワインの「グリ・ド・甲州」、ココファームの「農民ロッソ」・・・ということで、気合が入っているなあと思いつつも、やはり、仙台まで来てこれらを飲まなくても・・・という気がしてしまった。

 岩手・山形は東北ワインのの大産地なのに、二つのお店とも両県のワインを扱っていないのは、天下の宮城県だから・・・という気がしないでもない。DATE7をもう一杯(好き嫌いはともかく、このお酒は仙台でもそんなに飲めないときいたけど・・・)もう一杯とうやオリジナルのお酒ももらう。ここで食べたのは最近はやりのホヤで、冬なら牡蠣だろうけど今の季節はホヤ・・・昔から密かに思っているが、ホヤって赤ワインにも合うのではなかろうか。

昼間のSF映画のせいもあって、そこそこ飲んでしまったけど、お開きにしてカプセルに戻る。翌日は9時に渋谷で用事があったのではやぶさ2号で戻らなければならない。が、仙台まで来るならばここで食べないと・・・というお店を一つ忘れている。半田屋である。駅のすぐ近くに24時間店があるので、翌朝は4時半起き、5時に宿を出て駅まで歩いて5時半には半田屋BiVi店に入っていた。

池袋に来たなら大戸屋へ、と言う人は少ないかも知れないが、半田屋はまだ北関東くらいまでしか来てないので、少しは、仙台ッ気が残っている気がする。駅のすぐ近くでこういうお店があるのは非常にうらやましい。朝ご飯で全部で600円分くらい頼んだら、危うく残しそうになった。注文には慣れが必要であるが、やはり安くておいしい。・・・

6時36分発のはやぶさに乗り、大宮で乗り継いで渋谷に着いたのが、8時45分。こういう時は新幹線のありがたさをつくづく感じる。ということで、前半と後半がえらく違う旅行になったが、浜通りは・・・しばらく注意してみておきたい。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント