予約プラットフォームサイトの法的問題(トピ主さんもお読み下さい) 横入り失礼いたします。 このようなサイト経由予約の問題について、前から大変興味を持っていたので、この際調べてみた次第です。 下で仏在住のOseaneさんが詳しく書いておられますが(私はこの方の回答がベストアンサーだと思っていますので詳しくお読みあれ)、今回話題になっているサイトやエクスなんとかなどの予約サイトは単なる仲介サイトであり、プラットフォーム提供しか行っていません。 従って、ホテルの部屋予約の契約は、あくまでもホテルとトピ主さんの間だけで成立し、サイトは契約に関わらないという仕組みなのです。 掲載している情報が事実と異なる場合にはサイトの責任を問うことができますが、そうでない場合は当事者間だけの問題となります。今回のケースはどうなのでしょうか。誤記載という返事がホテルからなされていないようですが・・。 更に問題は、トラブルの解決はオランダの裁判所でオランダ法に則って行うということがサイトに記載されているため、日本人は不利になります。最近はこのサイトが海外のものであることも知らずに日本のホテル予約に利用している人もいるのでたまげました。 以下のサイトがとても勉強になります。近年では越境消費者センターが相談を受け付けているようです。 http://www.caa.go.jp/adjustments/index_8.html (特にここに記載の第22回の資料2-4) 念のため一部内容掲載しますと、 4)海外旅行サイトの場合、日本の法律等を用いた交渉が難しいケースがある。 海外旅行サイトの利用規約では、通常、取引の準拠法を外国法としています。また、日本に営業所等を持たない海外旅行サイトの場合、日本の旅行業法の適用がないと考えられています。 そのため、日本の消費者が日本の法律や旅行業法上の標準約款の考え方をもとに返金等を求めても受け付けてもらえない場合がほとんどです。 例えば、海外旅行サイトでは最終確認画面が設けられていないケースがあります。その場合、国内の旅行サイトとの契約であれば、電子消費者契約法にのっとり無効を主張できますが、海外旅行サイトの場合は、そのような主張をしても相手にしてもらえないケースがほとんどです。
ありがとうございます わざわざ私宛のご解説有り難うございます。 私も一応法科の単位は取っておりますが、昔の事ですし、法律の仕事に着いたことはないので、あやふやなコメントだったと思います。 仕事では海外取引の契約には関係しておりましたので、この場合は日本の法が適用されないであろうことはわかりますが、同時に実務経験から必ずしも法律通りでも契約書通りにもならない事も経験しております。 企業は社会的評判や実利から個々の判断をする場合もあると思います。 トピ主様の場合もサイトからの確認書?、私は印刷してホテルに提示したと思います、と実際の宿泊状態を証明できれば、粘り強く交渉する価値はあると考えました。 Oceaneさんのコメントがベストである事はその通りだと思いますし否定したこともありませんが。 今日は仕事で1日出歩いており調べておりませんので、ご指摘の条文確認してみます。 ご教授感謝申し上げます。
Re: 予約プラットフォームサイトの法的問題(トピ主さんもお読み下さい) Sabinaさん 今、返信した所だったのですが、また詳しく載せた頂いてありがとうございます しっかりサイトを読みます ありがとうございました