3国のセレクトパスのほうがいいかも

ドイツ内はハイデルベルクを加えてもパス代ほど乗らないと思うので、パス利用なら3国のセレクトパスのほうがいいかも。

27歳以下なら2等パスが使えて5日用が3万2000円、28歳以上なら1等パス(27歳以下でも買える)となり3万9000円です。

このパスでもヨーロッパバスは2割引きです。
5日パスの利用は2か月のうち、好きな5日に利用できるので

ケルン~(ライン下り)~フランクまたはローテンブルク
フュッセン~ミュンヘン
ミュンヘン~ザルツブルク
ザルツブルク~ウイーン
ウイーン~プラハ

のように5日の移動する日に使います。

もし、ハイデルベルクにも1泊の場合は6日用となり、2等パスは3万5000円です。
普通にきっぷを買うより安いかと。

早割の列車に絶対に乗り遅れないように空港と同様、駅に1時間も前に来てる欧州列車の旅が初心者の方に会いましたが、列車は飛行機と違って5分か10分前でいいのが一番のメリットなので、もったいないの極みです。海外での1時間はとても貴重なので。

これは極端な例ですが、各観光地で見たい所に全部行くのが最大の目的なのに、体調、天候、スト、事故など様々なハプニングでなかなか予定通りには行きません。
せめてこの2か所だけには行きたかったのに早割の列車に縛られて、後ろ髪を引かれる思いで列車に乗るのは本末転倒です。

その2か所にまた行くには日本からの高い飛行機代が要るのですから。

旅での最大の目的は行きたい場所にはすべて行くことですから、午後の訪問予定地が不可能になったら、翌日午前に繰り下げる臨機応変な行動の自由が大切。

それなら、1日余計に連泊すればいいといいという反論があるでしょうが、予定通りこなせる日もあるわけですから、無駄に宿泊代がかさむだけ。第一、休暇が取りにくい日本人にはできない相談です。

本当は私や旅慣れた方の多くがしてるように宿の予約もせずに、予約に縛られるのは往復の飛行機だけにするのが理想的で
すが、宿が決まってないと不安という方も多く、宿は変えずにせめて列車での移動の自由だけは確保するというのが現実的でしょう。

よって後悔しない旅をするにはどの列車に乗ってもいい鉄道パス利用の旅が一番です。

ヨーロッパ鉄道旅行が初めての方にはパスのほうが無難という理由に乗り遅れ以外にも乗り間違い、乗り過ごしの問題
があります。日本と違って有効な乗車券を持っていないと不正乗車と見なされ多額の罰金を取られます。

早割きっぷも例外ではありません。日本でさえ、新横浜から名古屋手前の駅までの新幹線きっぷ(自由席)でのぞみに
間違って乗り込み、名古屋まで行ってしまうのは珍しいことではありませんから、海外での列車乗り間違えはベテランでさえ日常茶飯事です。
少なくとも、初めてのヨーロッパ鉄道旅行にはパスがいいというのは以上の理由からです。

初めてでなく、日本を含めた鉄道パスがある国では世界各国のパスを計3桁数を利用し続けているのも、それが一番上手な旅行法と思ってるからです。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント