Basilique de Saint-Denis】 参拝 その10

コバンザメ歩行+カルフール警備員ムッシューの「アレじゃないの?」の指差しで、特に何事も起きず、普通に地下鉄に乗り込んだ。客層は、西アフリカ系、中東系と、少数の寺院観光客で、車内は静か・・・・Hussuman Zarazar駅に到着したので、下車して、初めて”パリ市内”に、後ろ足を踏み出した。

先程まで小雨が降っていたので、「薄暗い」のであった。
地上に出て、「アッ、Zarazar一帯の地図は、印刷してこなかったかと」ということで、mamoruさんとむうにゃんさんが、ほとばしるかのごとく、さらさら説明して下さった、「どっちの道をあっちに進むと、○○があって・・・・」がわから~ん!気温12,3度の肌寒い中、テラス席にて、笑いさざめく、普通のフランス人を尻目に、レストランのメニューを確認するが、「しまった、スペイン語ではないので、2 Entreesとあっても、1つを選択するのか、2つ選択するのか、細かい助詞がわから~ん」となり、急にやる気が失せてきたので、前方に見える、アーケードに入った。

チョコレート屋があるので、首を突っ込んだが、きちんと並ぶ客がいるので、一旦ズズズッと退く。アーケードの奥を目指したら、SEPHORAの表示が見えたので、店内に入ったら、「こ、これが普通のパリかとぉ~」といった感じで、キラキラしていた。

そこで、初めて「パリ市内訪問」した気になれた!
セット品があるので、内容を吟味の上、ジップロックがあるのを確認して、更に検討していると、店員元締め姐御が、ペラペラと実に流暢なフランス語で何かを言ってくる。「フランス語はわからないかと、英語は話せないのかと?」と、だる~く尋ねると、今度は片言っぽい英語に切り替わったので、やれやれであった。つまりお得なセット品なので、2つまで、という話なので、了解ということで、レジに持って行くと、そこでもペラペラ何事か言うので、「ホントーに、スペイン語と違って、何言っているんだか、理解出来ないかと~」ということで、先程の繰り返しで、英語にしてもらう。何とかゴミ箱を見つけ、箱を捨て、ジップロックに収納したら、なんともちんまり収まってしまった。

お次は、先程首を突っ込んだチョコレート屋を見ると、客がいない!しめた、とばかりに店頭で、「このオレンジチョコ下さい」と注文したら、「1本3 Eurosで~っす!」とここは、あっさり英語で答えてくれた。(@o@;)「え?1本1 Euroじゃないの?」と、再確認すると、そこがボリボリパリ価格ときたところで、実に強気!すごすご、3本買って、綺麗に包んでもらった・・・・嗚呼、何てパリって高いんだろう。

パリ価格に、がっくりきて、「やっぱり、バスク料理を食べたあと、あそこで、チョコを買っておくんだった!」と、後悔しながら、レストランを覗き込むが、肝心の細かい助詞がわからない上、前夜落下した右上のブリッジ部分がないもので、さっぱりステーキだの、食べる気が起きない。

困ったな~、フライトは深夜なんで、何か食べないといけないんだが・・・・と、路地を回りこんだ所で、「KYOTO 京都」という、久しぶりの日本語が見えた!

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