【Basilique de Saint-Denis】 参拝 その9

棺と墓標のオンパレードを、入念に見させて頂き、「ドゥ・ゲクラン将軍の納められている小箱」を、(¬へ¬;)恨みがましく見て、目線を上に上げると、そこには深い紫を基調とした、天窓ステンドグラスがあった。因みにこれは、しっかり「棺の間」に入らなくても、鑑賞できます。

これが一番電磁亀吉君の写りが、よろしかったです♪

mamoruさんランキング2位の、ステンドグラスなんですが、ここまで「赤い赤(中華風の黒い赤ではない)基調のステンドグラスは、初めてだ~、と感心しながら、「上を向いて、棺だの生きた人にぶつからぬよう」歩き始めた。電磁亀吉君を向けるが、赤の部分が見事色褪せてしまい、写らない!試しに、カタコンベにある、青といおうか、蒼っぽいステンドグラス(細い)を撮ってみたら、これはまぁまぁ写った。

さんざんかち合った、あのドイツオヤジの見事な一眼レフと三脚には、意味があったといおうか、空路2時間しか離れていない、用意周到な国民性がなせる業だったのだろうか・・・・と思う。

まぁ、ブチブチしながら、右往左往しまくって、果ては首の根元をマッサージして、周囲を見渡すと、フランス人グループの一段が、駅方面に行く姿が見えた!時刻はほぼ17時。

5月上旬は、基本、21時過ぎまでは明るいが、寺院内を見ると、ぐっと参拝客がいなくなっているので、慌てて後を追う。これぞ、みどくつおぢさんが力説していた、「徒歩によるコバンザメ歩行」である。先程は迂回をした建物と建物の間を抜けたら、ケッ==33駅が見えた。行きは三倍迂回をしてしまった・・・・

そこで、フランス人一段が、ショッピングモールにそれるので、「いかん!」と思い、重そうで頑丈な鉄製買い物籠を押しているマダムの横に、コバンザメをした。歩調を合わせて、現代のカルタゴ兵が走ってきたら、鉄製の籠を間にいれようと歩くので、段々マダムの表情が険しくなる。あちらが歩調を上げるので、こちらも負けずにあげたら、カルフールになった。

地下へ行く目印に、まったく注意を払わなかったので、黒オバQ姿のマダムと一緒に、「はて~、こんなのに乗ったっけ?」と思いながら下ったら、駐車場入り口に到着。

慌てて、上にとって返したら、わけがわからなくなったので、先程迂回路を教えてくれた、カルフールの警備員ムッシューに、メトロの入り口を聞くと、胡散臭げに、目の前のM印の階段を指差して、「あれじゃないの?」と冷静に指摘した。因みに、警備員ムッシューの指の先を見るまで、M印は無視しきっていた。

購入しておいたチケットを、ピッと通したが、怪しげな現代のカルタゴ青年はまったく姿を見なかった。

Basilique de Saint Denis参拝に関しては、ここまでであるが・・・・mamoruさんの爽やかアドヴァイスには、次があったのだった!

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