この時期のマイナス面

都市が確定しているのなら、配分はそんなものでしょう。
精々、各都市プラスマイナス1程度でしょうから。
ただし、ローマをマイナス1にすると一泊だけなので、
そうなると帰国のための前泊でしかないのですが、
それならいっそのこと、ローマをゼロ泊にする。
ただし、今度は下に書いた問題が発生します。

Sabinaさんも書かれていますが、この時期は
・暑い（熱いと書いてもおかしくない）
・人が多い
・休みに入っている店も少なくない（壊滅的状態に
なるのは中旬）
で、彼女と少し違うのは、Veneziaが水があるだけまし、
でして、むしろ湿気と人熱れが不快感を増します。
内陸部は温度は高くても湿度は低いので、日陰を利用したり、
夜行性行動をすれば（南欧の食事時間と昼休みは夏の
暑さ対策からできた知恵だと思います）少しは楽ですが、
それに慣れない日本人には辛いかも知れません。そもそも、
24時間開いている店もないし、交通機関も早くに終わる。
要するに、日中脇目もふらずに観光するのは、体力的にも
難しいのです。そのような環境のなかで、精力的に
活動できるのは、残念ながらひ弱な日本人ではなく、
強靱な隣国の方々なのです。購買力にも圧倒的な差があります。

>あまり大きな街でなく、歩いて回れるような小さな街を

Veneziaは歩く以外に（船はバスのかわり）方法がないので、
上記に適合するはずですが、実際には路地もラッシュアワー
状態・・・。のんびりと街歩きとは縁遠いのが現実です。

それなら、他の都市なのですが、上記で固めると最早
無理でしょう。宿の移動だけでも家族一団では大変だし、
無駄が多くなります。特に日中の移動はきつい・・・。
QR便によりVCEとFCOは固定でしょうから、これらの
都市を軽く済ませることは可能ですが、それは本望では
ないはず。何度かイタリアに行っていて、今度は中規模都市
と言うのなら、代替え案はありますが、そうではないでしょう。
ならば、”定番”で済ませるほうが簡単です。

なお、
QR 813 HND 0001 DOH 0510
QR 125 DOH 0740 VCE 1250

QR 114 FCO 2315 DOH 0535*
QR 812 DOH 0700 HND 2240
なので、往路は楽ですが、復路は深夜までどうやって
時間を潰すかが問題です。安い宿を確保して夕方の
拠点にするかとかしないと、上記のように、この
時期は酷暑との闘いで、体中から汗が噴き出た状態で、
帰国の途に就くのはかなり辛く、美的感覚からも
耐えきれないはずです。

さらに脅かすと、QR 114が少し遅れると帰国便には乗り継げません。
実際、今週はじめはかなり危なかったはずです。羽田の地理的特異性と、
上の往路時刻からもわかるように、折り返し便も欧州便への接続が短いため、
羽田行きの便が遅れることは許されず、これに乗れないと、他のQR便を
使って帰国することはできなくなるのです。以前は、9時台にSIN行き便があり、
それに乗れば、翌日早朝帰国は可能でしたが、今は夕方までありません。

QR 812に乗り継げなくなったことが判明した時点で、
QR 832 DOH 0815 BKK 1900
JL 34 BKK 2155 HND 0605*
を用意することは、他にも大勢の客が居るなかではまず無理（そもそもが客の
要望を聞いて調べるため、気を利かせて最短での接続を提供することは
ありません）で、遅れた場合は、翌日の成田便まで日本行きはありません。
QR 806 DOH 0235 NRT 1840

学校は休みなので、お子様は大喜びでしょうが・・・
（宿の提供はあります）。

最後に、イタリアのものは高いですよ。
安物は大抵例の国のものか、世界展開しているファッションブランドの
ように、その都度コストの安い国で製造したものです。