【Basilique de Saint-Denis】 参拝 その7

~~~ ベルサイユの薔薇La rose de Versailles  ~~~

(¬_¬メ)こ・・・・ここまで気合☆(ファイト~一発~♪系)を入れて、遥々パリのPERだのメトロだの、グルグル回ってきたというのに、将軍様は箱の中!かろうじて、板と板の間に、彫像が見えるのは、シャルル7世だとあるので、王様である!わたしが参拝したいのは、王様ではなく、将軍様なのぢゃ~!!!と思ったのですが、さすがOh~フランス☆ いつ、箱から出され、元の場所に安置されるのか、そんな明確な掲示は、生霊のごとく、ぐるぐる回ってみても、一切掲示が無い==33

そぅ・・・・毎度のイベリア半島リピーターの儀といい、「復習の旅」というのも、旅の目的の一つであるので、そぅいう予感もしないではなかったが、まぁ数年内というのはありえないであろう。

気を取り直して、「蕎麦」を食べに行く事にする。

どうも、先程通り過ぎた、階段の上の、10代カップルの彫像に、ドイツ人のやたらいいカメラを持ったおっさんが、撮り憑いていたので、改めて行けば、『ルイ16世とマリー・アントワネット』が、膝まずいている彫像であった。薄暗い照明の中、「フゥーン、ヨーロッパ人というのは、この位がういういしくていいのよねぇ~。20年後の運命を知っていたら、節税したんだろうかねぇ???」と、感慨にふけりながら、おっさんがやっと脇にどいてくれたので、こちらもパチリと撮った。

→ カタコンベ

この表示に従って、また階段を下りると、ウゲゲ、そこは夕方以降は入りたくもない、棺と墓標とステンドグラスのオンパレードで、ドラキュラ伯爵が、血をダラダラ飲みながら出てきても、不思議ないような空間になっていた。しか~し、土曜の午後なので、そこまでは気味悪くは無かった。

どうも、内陣部分の地下を、やたら覗き込むグループがいるので、こちらも覗き込みに行ったら、そこはフランス革命の折、一旦遺体が引きずり出され、大穴に放り込まれた、過去の栄光の方々を、再度棺に安置し、戻した後になっていて、何と言おうか、まぁ、「異様な印象」を受けました。まぁ、変な霊気は感じないのですが、再埋葬ということなので、なんともなぁ~。

中央の大理石に墓碑名がある所を見れば、そこにベルサイユの薔薇カップルだの、太陽王だのが、埋葬されていました。

仕切りごとに、王朝をある程度分けているようなんですが、ルイ17世は照明にほの明るく浮き出る陶器の中央部分に、骨の欠片が見えるので、「さぁ~すが、カソリックの聖骨信教」と思いましたね。ここらへんが、この教会に安置されている部分で、一番新しい王朝になるんだ~、とわかってきたので、また反対側の階段を上がり、内陣の反対側に出ました。

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